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7つの円形脱毛症1/1

円形脱毛症でも色々な症状があるようです。違いはいったいどのようなものでしょうか。円形脱毛症は心のストレスが一番であると捉えがちのようですが、最近の研究で徐々に、「円形脱毛症の原因や病態」がわかってきました。

それではまず、円形脱毛症にどのような形があるのか説明していきます。

単発型

最も多い形で、円形に1個脱毛した脱毛斑が見られるタイプ。
自然に治ってしまうことが多く、また多くの人は一生で1~2回程度とも。最も治しやすい。

多発型

2個以上の脱毛斑が出来るタイプ。
多くなると隣の脱毛斑とくっついてしまい、大きな脱毛斑になってしまうこともある。ここまで進行すると、皮膚科に通院する方も少なくはない。

全頭型

頭の髪の毛すべてが脱毛してしまう。
多発型から徐々に拡大し、頭全体が及ぶ場合と、短期間のうちに急激に頭部全体が脱毛する場合とがある。
さらには眉毛・ひげ・鼻毛まで抜けてしまうことも珍しくない。


こうした円形脱毛症の症状に対して、通常の生活ではやむを得ずかつら(ウイッグ)をつけて対応するか、頭を刈り上げ生活する人もいます。

頭部全体が急激に脱毛し、その後にすぐ良くなるケースもあるのですが、そのまま慢性化してしまい、全身の脱毛症になるケースもあります。

それでは引き続き、次の種類を見ていきましょう。


汎発型

最も重症型になり、頭部のみならずわき毛や恥毛、そして腕や足の毛、胸毛など体中のすべての毛が抜けるタイプ。

男性だけではなく女性もなりうる形で、年齢層は幼稚園児〜高齢者まで様々。
ステロイド剤や、初期の治療に用いられる内服液などの効果が見られないことがほとんど。

蛇行型

首筋やおでこ、耳の周りなどの生え際を中心に脱毛していくタイプ。治療が大変難しい。
ステロイド剤の局所の注射など、やや踏み込んだ治療が必要となってくる。

逆蛇行型

極めて稀で、蛇行型は生え際の毛が抜けるタイプ。
頭頂部が脱毛して、生え際が残る。

Acute diffuse and total alopecia

短期間で急性に頭部全体が脱毛するが、ほとんど改善していくとされている。
頭部全体が一旦、脱毛してしまい、驚くこともしばしばだが、次第に治る。経過が良好なタイプ。


  • 円形脱毛症は実際、ウイルスの感染、疲労・出産・外傷など様々なことがきっかけとなります。

ウイルスの感染では、人体がウイルスと戦うために“インターフェロン”という細胞から分泌されるサイトカイン(細胞間の情報伝達に関わるタンパク質の総称)を大量に作り出し、免疫力を活性化させようとすることが原因です。

外傷は頭をぶつけた後や、全身麻酔手術などで一定時間頭部が圧迫された結果、そこから発症となることもあります。そこも抑えておくべきポイントです。

written by Rikako