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人工甘味料は、循環器系・腎臓・肝臓に以外と負担がかかる…というお話1/1

糖シリーズラストとなるお話。人工甘味料は臓器に意外と負担をかけているというお話です。

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前回、前々回と、糖に関するお話を掲載してきました。

第一回目

今回はラストとなる3回目、人工甘味料のお話です。

確実に、人工甘味料だけに問題があるとは言えませんが、子供の頃に人工甘味料の含まれるものばかり食べていると、循環器系・腎臓・肝臓の3つの臓器に関連する症状が出やすくなると懸念の声が上がっています。

目やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状、将来の肥満に繋がる可能性があるわけです。

とは言っても、そうそう人工甘味料ばかり食べて育ってきたなんて人はいないでしょうから、徹底して避ける必要もないとは思いますが…少しは意識しておいたほうがよさそうです。

人工甘味料で、耐糖能異常(※)が起きるという研究結果も報告されている

  • 耐糖能異常…糖尿病予備軍と呼ばれる状態

人工甘味料の摂取で、耐糖能異常が引き起こされるとする研究を、マウスとヒトでおこない、科学誌:natureに発表したのはイスラエルのエラン・エリナフ博士らの研究チームです。

テームは、砂糖をカロリーオフに変えても体重が減少しない理由を長年研究してきています。

チームは、腸内細菌に注目した。

キシリトールのガムを多く食べればお腹が緩くなるように、人工甘味料の大半が吸収されずに腸に到達することはお分かりだと思います。

チームが着目したように、人工甘味料と腸内細菌には密接な関係があるわけです。

マウスの実験結果・概要

人工甘味料を与えたマウスに抗生剤を与え、腸内細菌を一掃したところ、耐糖能異常は起きなかった。
逆に、人工甘味料を投与したマウスの腸内細菌を移植すると、耐糖能異常が再現できた。

人工甘味料を投与したマウスの腸内細菌の組成を調査してみると、より肥満や糖尿病を発症しやすい組成に変化していた。

ヒトの実験結果・概要

7名の男女を対象に、アメリカ食品医薬品局(FDA)が定める1日あたりの人工甘味料の最大摂取量を5日間摂取してもらった後、どのような変化が現れているかを調べた。

4人/7人に対等能の低下が認められた。腸内細菌の構成に大きな変化が認められた。

こうした結果からチームは、人工甘味料の危険性を訴えています。

…が、この研究成果には一つの疑問が浮かび上がるのです。

人に対する研究成果が弱い

本研究成果には2つの疑問が浮かび上がります。

第一に、

  • FDAが定める1日あたりの人工甘味料に対する最大摂取量が、多いという点。

本研究を評価する専門家によると、これはコーラに含まれている人工甘味料に換算すると、40缶分にも及ぶそうです。

それだけの量を毎日摂取していたら、カラダに何らかの症状が出てもおかしくありません。

第二に、

  • チームがおこなった研究では、4人/7人の男女に影響があったことが記載されているという点。

ということは、3人には影響が出ていなかったわけです。

5日間、毎日かなりの人工甘味料を摂取していたのにも関わらず、です。
ただ、日数に関しては日にちも短いので、あまり有効であるとは言えないでしょうが…

マウスの実験結果を見ると少し不安になりますが、マウスとヒトとでは結構違います。

人工甘味料の摂取における影響で重要視されるのは、ヒトに対する研究成果でしょう。

この研究結果だけでは、まだ判断がつきかねる。

ただ、確かに砂糖から人工甘味料に変えてもダイエット効果は期待できないでしょうね…
ちなみに、血糖をコントロールするのに最良の飲み物は水です。

砂糖を抜いて生活するとどうなるの?

以前の記事で、1日スプーン40杯分の糖を摂取する生活を送ったドキュメンタリー「甘くない、砂糖の話」をご紹介しました。

逆に砂糖を抜いた食生活を送ると、カラダにどのような変化が訪れるのでしょうか?

今回は、砂糖・アルコール・加工食品なしで1ヶ月を過ごした二人の検証ドキュメンタリー映像をご紹介します。ご欄ください(6:20)

『出展』