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最先端?マイクロバイオーム・ダイエットとは(その2)1/1

前回、腸内細菌を最大限に活用したダイエット法が次の世代を作るのではないか?ということを掲載しました。第二回目となる今回は、腸内細菌の変化についてです。

アメリカで細菌、非常に興味深い研究結果が発表されました。
2011年にボランティアでつのった被験者を2つのグループに分けて行われた実験です。

グループAはベーコン、スペアリブ、チーズなどの高たんぱく質を。
グループBには果物、野菜、豆類などの繊維質を多く含むものを食べてもらうことにしました。

  • 結果、肉を多く摂取したグループAは24時間ほどで変化が現れたのです。

肉を分解するのに必要な胆汁酸に強い腸内細菌が増えたことが判りました。
これは野菜などを摂取したグループBにはほとんど見られないものでした。

つまり、腸内細菌が体の状態に対して呼応したということなのです。

これはあなたのバクテリア(細菌)が食べたものが、あなたの体をつくるということでもあります。

この柔軟な変化の鍵を握るのが、

腸内細菌の遺伝子がどのぐらいの速さで変わっていくか?

ということです。

 しかし食生活や環境などの変化から、50年前と比べると私たちの体内の腸内細菌は30%も少ないという報告もあります。これが肥満の増加と関係しているのではないか?という説もあるようです。

必要な細菌の欠如は好ましい状況ではありません。
時に、それは肥満や体内環境の悪化などと密接につながっているからです。

前出のスペクター教授は、「体内の細菌が多いほどBMIの数値が低い(痩せている)」との研究結果を発表しています。

 現在イギリスでは£300(約42,000円)で、体内の腸内細菌解析をしてくれるサービスが始まりました。しかしこれが汎用化するまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

written by Akiko