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ゲームメーカーのコナミが作った最新の義手が、リアル・スーパーヒーローみたいでかっこいい1/1

4年前の事故で、イギリスに住むジェームズ・ヤングさんの人生は一変しました。 電車の下敷きになり、義手、義足での生活を余儀なくされたのです。 そんなジェームズさんですが、コナミが提供した義手で 心身ともに復活します。 事故からスーパークールな義手をつけて自由と自信を取り戻した彼の軌跡をご紹介します。

悲劇の事故

当時22歳で生物学者として働いていたジェームズさんは、友人と遊びに行くため電車に乗ろうとしていました。

電車がホームに入ってくる際ホームぎりぎりを歩いていて、ドアを開けるボタンを押しました。
しかし電車はまだ動いていて、その勢いでバランスを崩してしまい、そのまま車両の間に落ちてしまったのです。

救急輸送ヘリで病院に運ばれ、12日間昏睡状態に陥りました。
 
肺は虚脱し、顔面は骨折、脊椎も損傷し、左腕と左膝下を損傷していました。
12箇所のオペが必要で、外科医たちも努力しましたが、左腕は切断することになりました。

3か月半の入院ののち退院しました。桃色のプラスチックの義手と義足をつけた状態で。

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義手は手首から先がついていなく、腕の先にフックがついているような形で日常生活は困難な状況になりました。

以前の仕事に戻るのは難しく、強い痛みどめを飲まなければいけないため、精神的にも肉体的にも彼は疲弊していました。
そんな、いきなり奈落の底に突き落とされたようなジェームズさんの人生に、転機が訪れます。

きっかけはジェームズさんがやっていたゲーム 

それは一年前、彼がゲームをしていたときの話。ゲーム会社、コナミが作った新しい義肢の試作品のモニター募集の広告を発見します。

その義肢は 革新的なロボット工学を用いていて、肩の神経と筋肉をつなげることができる、最精鋭のデザインの義肢です。

TVゲームへの情熱があったおかげで、彼は見事モニターに選ばれることになる。

クリエーターのソフィーがジェームズの為に、オーダーメイドのメタルアームを作成しました。

このメタルアームは、筋肉からの信号が肩についているセンサーによって察知され、充電式で動く作りになっています。

その腕は3Dプリンターで作られた。

サイボーグ型の腕にはレーザーライト、暗闇で歩くためのライトがついていて、手首の部分をあけるとUSDポートが出てきて携帯の充電ができます。

肩の外側には、なんとドローンもついているのです。

このデザインはメタルギアソリッドというコナミのアクションゲームに出てくるキャラクター、スネークを基に作られています。まるで SF映画に出てきそうです。

この義肢のおかげで、自己憐憫の気持ちがなくなった、とジェームズは語る。

 日常生活の中ではもちろん、この義肢をずっとつけていられません。

入浴時、睡眠時は外さなければいけませんし、4.7kgの重みがあるものなので休憩も必要です。
試作品のため、実用化されるまでに時間もかかります。

現時点では原始的な方法で肉体と義肢をつなげているが、チタン製インプラントを使った新たな研究も始まっている。

開発研究が成功すれば、物を持ち上げたり、本当の腕のように手を振ったりするのも可能になる、とのこと。
さらに、義足の開発に成功すれば、従来の義足よりきちんと体重を支えられるようになるそうです。

切断患者や麻痺のある患者のためにロボット工学が使われ、研究が進められています。
障害者が健常者と同じように暮らせる未来も近いかもしれません。

接続部が痛むため、毎日義足をつけるのは難しく、車いす生活を送っているそう

ジェームズは現在、インプラントが使えるように募金活動を始めています。

3Dプリンターの発達によりコストも下がってくることが予想されています。
まだまだ時間はかかりそうですが、将来ジェームズも新しいサイボーグのような義足を手に入れられるかもしれません。


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