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抗ガン剤治療中の髪の脱毛を防ぐことのできる「ペンギンコールドキャップ」その効果1/1

抗ガン剤治療中の髪の脱毛を防ぐことのできる帽子、として昨年話題になったのが「ペンギンコールドキャップ」です。その実際の効果が海外メディアで発表されました。

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昨年、オーストラリアのビクトリア州、メルボルンのカンブリーニ病院(Cabrini Hospital )が研究結果を発表した「ペンギンコールドキャップ(※)」が、乳がんで抗がん剤治療を受けていた 66%の女性の髪をおよそ 50%を保つことができた、と報じられています。

ペンギンコールドキャップ(※)

ドライアイスで零下30度に冷やした帽子。
抗がん剤治療中にこれを被ることによって、頭皮の血管を収縮させ、髪が生える「毛母細胞」に抗がん剤が浸透するのを防ぐ効果があると言われている。

Cold caps help cancer patients keep their hair – Videos – CBS Newsペンギンコールドキャップ、実際の使用映像もあり(2:09)

国外では、抗がん剤治療中に生じる脱毛を防ごうとペンギンコールドキャップを使用する人が増えてきているとのことです。

人気が出てきているだけに、使用方法には注意したい!

ペンギンコールドキャップを使用した研究において、凍傷の有害現象が数件報告されています。

Cold thermal injury from cold caps used for the prevention of chemotherapy-induced alopecia. – PubMed – NCBI

研究者はこれを「コールドキャップの不適切な使用によるものだ」と判断し、提供方法のマニュアル化を求めています。

また、報告されている有害現象はすべて一過性のもので、長期的に及ぶものはないとのことです。国内においても導入されることはあるのでしょうか?

written by 執事