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発見できれば「ノーベル医学賞」だと言われたガンの悪性or良性を決定づける「tMK」のQ&A1/1

発見できれば「ノーベル医学賞」だと言われたガンの悪性or良性を決定づける存在、それが今、発見されています。現在判明している情報を簡単にまとめてみました。

これまで、後に転移するかどうか?でしか測ることのできなかった、ガンの悪性 or 良性の判断基準となるものが発見されています。

それが現在2件の特許がとられている

ガン胎児増殖因子truncated MidKine(tMK)」です。

この新規発見物は進行ガンで亡くなった人の90%以上に発現しており、転移を起こさない良性ガンであった患者さんでは過去、一例も発見されていません(ガンで亡くなった人の残り10%は合併症によるもの)。

tMKは、正常細胞をガン化させるだけではない

正常細胞をガン化させるだけのものであれば、発見されているものはありますが、tMKはガンの転移も起こすものです。

  • 正常細胞をガン化させる
  • ガンの転移を促す

このような 2つの性質を単独でもっている腫瘍マーカーは、世界でtMK一つだけしか発見されていません。

おそらく今後もtMKのみしか発見されないであろう、とみられており、これは国内外で現状唯一の「ガン転移腫瘍マーカー」と命名されています。

まだその全貌が明らかになっているわけではありませんが、今回は現状メリパにて明らかにしているガン胎児増殖因子(tMK)についての知見を、Q&A方式で簡単にまとめてみました。

なぜ?なに?tMKについての9つの質門!


Q① .   tMKとは一体なんですか?

  • A.tMKとは、ガン胎児増殖因子(truncated Mid Kine,短縮型ミッドカイン)の略称で、ガンの転移・悪性化を決定する現状、世界で唯一のガン転移遺伝子です。

tMKが認められている「tMK発現ガン」は、例外なく他の臓器へ転移しています。

逆に、tMKが認められなかった「tMK未発現ガン」だった患者さんで亡くなった方は過去、一例も報告されていません。


Q②.   tMKはどのような状況下で認められているのですか?

  • A.ヒトにおいて、tMKが認められている状況下は2つしかありません

お腹の中の赤ちゃん
悪性ガンを発症している成人

我々ヒトがお腹の中にいるときには全員、tMKを発現しています。
tMKが細胞を増殖してくれているから、体内で正常な赤ちゃんが作られているわけです。

一方、出産後に認められるケースは悪性ガンを発症しているときのみです。
転移を起こさない良性ガンを発症している人に認められたことがありません。


Q③.tMKはどんな性質をもっているんですか?

  • A.tMKの性質は大きく分けて2つです。

・(胎児の場合)お腹の中の赤ちゃんの細胞を増殖する
・(成人の場合)血管やリンパ管を守っている膜を破壊し、血管を作る


Q④.お腹の中の赤ちゃんはどうしてガンにならないのですか?

  • A.   胎盤がtMKを制御してくれています。

すべての人類がお腹の中でtMKを発現していますが、その場合は胎盤がtMKを制御し、出産までに消してくれています


Q⑤ .成人にtMKが認められるとどうなるんですか?

  • A.  出産後にtMKが認められた場合、消えません。

成人は胎盤に守られていませんので、tMKを制御し、消してくれる存在がいません。

tMKが消えないと正常細胞および、非ガン細胞(良性ガン)が、tMKによって転移・悪性ガンに変更されます。

tMKがガンが転移する絶対条件である「血管・リンパ管を守っている基底膜の破壊」を、単独でなしえるからです。

基底膜はガンを転移させないための「絶対の砦」だと思ってください。
tMKはそれを破壊します。

ガンが認められている箇所の基底膜が破壊されると、ガン細胞は簡単に血行性・リンパ行性に乗って、全身に散らばり、他の細胞をガン化させる というわけです。


Q⑥.逆に、ガンにtMKが認められなかった場合はどうなるんですか?

  • A.   検査の結果、「tMK未発現ガン」だということが明らかになった場合、そのガンは転移しません(できません)。

ガンが転移するための最後の砦を崩す存在がないのですから。

転移を起こさない良性ガン患者さんにおいて、tMKを認められる方がいなかったことがその根拠となっています。tMKがなかったガン患者さんが死亡した例は過去、一例もありません。

これを簡単に一言で掲載すると、

ガン組織にtMKが認められるかどうか = ガンが転移するかどうか

ということです。


Q⑦. tMK発現ガンに、3大治療(手術、抗がん剤、放射線)は効果があるんですか?

  • A.   のちに転移ガンを発症する可能性は残されたままです。

tMK未発現ガンであれば大丈夫です。
が、tMK発現ガンだった場合、目に見えるガン治療することに成功したとしても、のちに転移ガンを高確率で発症します。

ガン組織にtMKが認められた時点で、「治療に成功したとしても、高確率で転移ガンを発症する」と思っていただいて結構です。


Q⑧. tMK発現ガンに、オプシーボ、キラーT細胞、NK細胞などのガン免疫療法は効果があるんですか?

  • A.    tMK自体に免疫療法は無力です。

ガン組織自体には効果は出るかもしれませんが、免疫療法では tMKを攻撃することができません

ヒトの免疫の攻撃を回避することができる

からこそ、

tMKは健康な赤ちゃんの細胞増殖に関与することができています。

よって、これも抗がん剤治療と同じ形となります。

治療に成功したとしても、tMK未発現ガンであればそれでよろしいのかも知れませんが、tMK発現ガンでは残念ながら、後に転移ガンを発症する確率は高く、残されたままです。


Q⑨.tMKを攻撃できる薬はありますか?

  • A.   現状、ありません。

ガンにおいてもっとも懸念されるのは「転移するかどうか?」です。

一度治療に成功した患者さんたちは、いつ起こるかも分からない転移・再発ガンの影を物色できないでいます。そしてその転移を決定づける遺伝子は tMKしか確認されていません。

これは、ノーベル医学賞もののとんでもない発見です。

転移ガンが気になる方は tMKの検査を受けてください。

tMKは血清検査で調べることができます。
現状はtMKに対処できる薬はありませんが、 平成29年2月にtMKに関する特許権が破棄される予定です。

  • その理由は tMKに関する分子標的薬、つまり、「転移がんに対処できる特異的な分子標的薬」を作っていただくためです。

この発見、そして創薬化が現状、ガンとの闘いに終止符を打つ唯一の方法なのかも知れません。

この発見を最初伺った瞬間、女性はやはりスゴイと感じました。

なぜなら、人類がこれまで闘い続けてきたガン治療において、もっとも大切な転移を決定づけているtMKの攻略のヒントは「女性の胎盤」に隠されているかも知れないからです。

すべての女性が、その身体の中にガンに勝つ方法を持っている可能性がある。
もっとも大切なものほど身近にあるとは言いますが…これは驚くべきことです。

  • そして世の中に「絶対」はありません。

通常であればお腹の中で消されるはずのtMKが万が一、出産後まで残るケースがあったとしたら、小児ガンの発症へも影響しているかも知れません。

近藤先生のガンもどき理論が出てきた理由もそうですが、tMKの存在がこうして立証されたことで、これまで生じていたいろいろな疑問点に繋がってきている気が致します。

written by 執事

癌胎児増殖因子「truncated MidKine(tMK)

癌胎児増殖因子 特異的モノクローナル抗体(特許 第 3920556号) 平成29年2月特許公開

癌胎児増殖因子遺伝子プロモーター領域多型変異遺伝子型(特許第4300002号) 平成29年2月特許公開