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長生きできるのは家族のおかげ!長寿と家族関係の深いつながり1/1

老年期に友達や家族に囲まれることは健康でいるための重要なポイントです。孤独を感じることで、鬱、心臓疾患等のリスクが高まることも研究で明らかになっていますが、研究したところ、家族といることでしか寿命はのびないことが分かりました。

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著者のJames Iveniuk(トロント大学)と研究チームは、シニア世代で家族が多く、家族と近くに住んでいる人の死亡リスクが低いことを発見しました。

2010年のアメリカの調査によると…

60代の約32%、70代以上の約25%が孤独を感じている場合、その人達の健康状態は孤独を感じていない人に比べて悪いことが発表されていました。

面と向かったコミュニケーションがほとんどないシニア世代の人は、約2倍の鬱病リスクを抱えるそうです。

このように、友人や家族に囲まれるメリットはとても大きいのは明らかですが、今回の研究は少し違います。

どのように長生きできるかに着目した調査がこちら。

家族とのより深いつながりが、死亡リスクを低下させる

研究概要

・被験者の多数が、結婚していて身体的に健康であり、孤独レベルも低い方々でした。

・①2005-2006年、②2010-2011年、全2回に分けた調査を行いました。

・① の調査では、57~85歳の被験者に「自分に近しい関係の人」を5人リストアップしてもらい、近しいレベル、間柄を記入してもらいました。

・②の調査ではその死亡率を調べました。

結果、夫婦以外の家族に対して「とても近い関係にある」と答えた人の死亡リスクは6%。
比べて、「あまり近い関係ではない」と答えた人の死亡リスクは12%に上がっていたことがわかりました。

さらに2005-2006年に調査したリストで、「自分に近しい人」として、友人よりも家族のメンバーを多く挙げていた人は、その関係の近さに関係なく、死亡リスクが低下していることが分かりました。
 

感情や関係に関係なく、単なる社会的関係を他の人と持つことで長生きできる。

By Iveniuk氏
 

質を問わず結婚していれば寿命は延びる

上記の研究では、シニア世代にとって、どんな特徴が死亡リスクを下げるのか?も調査しています。

  • 結婚していること
  • 大きい社会のコミュニティの所属していること
  • 社会組織に参加していること
  • 感情的に近い関係の人がいること

これらが、シニア世代の寿命に大きく関わってくるとの結果が出ています。
 
感情よりも、結婚という絆が寿命を延ばします。
 
友人や家族と過ごす時間や、孤独感、社会的サポートは長生きするのにもちろん大事ですが、結婚に勝るものはないそうです。
 

written by はなもと瑠唯。

参照: