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児童虐待を防止するのは、最初の気づき。1/1

あなたの一声で救われるこどもがいます。自身もまたこどもに対して暴力を奮ってしまうという悩みに苛まれている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

児童虐待の種類

子どもの虐待には、以下の4種類があります。

● 殴る・蹴る・叩く・投げ落とす・激しく揺さぶる・やけどを負わせる・溺れさせるといった 『身体的虐待

こどもへの性的行為・性的行為を見せつける・ポルノグラフィの被写体にする 『性的虐待

言葉による脅し・無視・兄弟間での差別的な扱い・こどもの目の前で家族に対して暴力を振るういわゆるDV『心理的虐待

そして、家に閉じ込められる・食事を与えない・ひどく不潔にする・自動車の中に放置する・重い病気になっても病院に連れていかないなどの行為をおこなう『ネグレクト』が事件としても取り扱われており、現在問題となっています。

乳幼児揺さぶられ症候群、これも虐待となります

とある保育所で「赤ちゃんが何をやっても泣き止まない」とイライラし、激しく揺さぶった結果、死亡させてしまったことがニュースになったことをおぼえてらっしゃるでしょうか。

小さなこどもの頭が激しく揺さぶられると、見た目にはわかりにくいのですが、脳や網膜の頭部がダメージを受けることで損傷し、重い障害が残ったり、さらには命を落とすこともあります。

どうしても泣き止まないときは、赤ちゃんを安全なところに寝かして、その場を少しの間でも離れ、自身をまずリラックスさせて精神的に落ち着いた状態をつくることが大切です。

児童虐待の相談件数は、毎年右肩上がり

全国・児童相談所における「児童虐待に関する相談対応件数」は、児童虐待防止法 施行前の平成 11年度に比べ、平成 26年度では 7倍以上の増加となっています。

全国・児童相談所への年代別相談件数・推移

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続いて、平成26年度の「虐待を受けた子どもの年齢構成別の割合」は、以下のようになっています。主に 3歳~小学生の年齢での虐待相談が多く寄せられています。

0~3歳未満

3歳~学齢前

小学生

中学生

高校生など

19.7%

23.8%

34.5%

14.1%

7.9%

最も多い虐待者は 実の母親です(52.4%)。次いで、実の父親の順になっています(34.5%)。
相談された虐待の種類は『心理的虐待』が全体の 43.6%を占めて一位、次に身体的虐待(29.4%)、ネグレスト(25.2%)という順です。

 対応件数及び虐待による死亡事例件数の推移厚生労働省

  • 虐待を受けたと思われるこどもがいたら
  • 自身が出産や子育てに悩んでいたら
  • 子育てに悩む親がいたら

児童相談所や市町村の相談窓口へ連絡してみてください。連絡は匿名で行うことが可能です。連絡者や、連絡内容に関する秘密は厳守されます。  


  • 児童相談所全国共通3桁ダイヤル 『189』

平成27年7月1日からの児童相談所全国共通ダイヤルのフローイメージ