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パパの肥満、娘の将来にも影響を与えているかも…その驚くべき研究結果とは?1/1

妊娠中の肥満が胎児に悪影響を与える、というのはよく言われていますが、母親だけでなく、父親の肥満も胎児に影響を与えることが分かりました。

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肥満の父親を持つ子は、乳がんの危険が高まる

米ワシントンDCの研究機関によると、
お父さんの肥満によって、精子の遺伝子発現に与えられた悪影響が原因で、生まれる子の乳がんリスクが高まるそう。

日本人女性の発症するがんの中で最も多いのが乳がんであり(日本対がん協会HPより)、アメリカ人女性においても皮膚がんに次いで、乳がんの発症率が2番目に高くなっています。

もしかしたらその発症率、父親であるあなたが上げているのかも。

がんになる原因

がんのリスクに遺伝子の突然変異があります。「その遺伝子の変化の5-10%は遺伝だ」というのはよく言われていることです。
加えて、以前の研究で、食生活や喫煙等、生活習慣の影響や、母親の肥満が子どもの乳がんのリスクを高めるということも明らかになっています。

今回明らかになったのは、母親でなく、父親の影響です。

父親が肥満だと、子の遺伝子に影響を与えるとの研究結果が出ています。

研究内容

今回の実験は、マウスを使って行われました。

標準体型のオスのマウスの子と、肥満体重のオスのマウスの子を比べたところ、肥満体重のオスの子は乳房組織の成長に遅れが見られ、乳がんのリスクが高まった、とのことです。

調査したところ、肥満体重のマウスの精子と、その子の乳房組織の両方に、遺伝子の発現を制御するマイクロRNAが変質していた、とのこと。つまり、マイクロRNAが、父から娘に後生的な情報を伝えるかもしれないのです。

  • 研究チームが発見したマイクロRNAは、体重や、がんに関わるインスリン受容体シグナルを制御してしまうそうです。

つまり、父親の肥満は、乳幼児期にも、子供時代にも、そして将来の乳がんの可能性にも影響してしまうということです。

肥満の父親を持つ子はなんと、通常体系の父親を持つ子に比べて、乳がんのリスクが30%も高まると言われています。

自分の健康のためにも、子供の将来の健康のためにも、自分のお腹、気にしてみませんか?

written by はなもと瑠唯

参照: