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腸内細菌が与える子供の発達への影響(その7)離乳期の乳酸菌摂取量が最後の勝負!1/1

愛する我が子の健康を守るとも言える腸内フローラの形成は、妊娠中から授乳中まで、お母さんの腸内環境管理が非常に重要である事は否めません。しかし、その後は、本人自身が管理する事になります。とは言っても、離乳期の赤ちゃんにそんな事が出来るはずもなく、結局は親の任務という事になるでしょう。

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ここが最後の勝負所とも言えます。

故に、妊娠中や授乳中に何も知らず、自らの腸内環境を整えないまま出産や育児をしてしまったママも安心!! 
帝王切開で出産された方も、粉ミルクで育てられた方も、離乳期ならまだまだ挽回することは可能なのです。

ただし、ここで油断しては、それまでの苦労が水の泡になりかねませんので、十分注意が必要です。

子供の腸内フローラが形成される時

実は、私たち人間の体質を決めるとも言える腸内フローラの形成は、幼児期に入る3歳ぐらいまでにほぼ9割の人が完成すると見られています。

ようするに、後はその構造のまま、善玉菌軍vs悪玉菌軍の飽くなき戦いを繰り広げては、増減を繰り返しているだけなのです。

しかし、実際には種菌が所定の位置にまかれ、それがある程度育って細菌群「フローラ」を形成するのが幼児期ですから、基本的な構造は、その種まきの段階で決まると言っても過言ではないでしょう。

そして、その種まきの段階こそが、生後1年から1年半ということで、正しく離乳期なのです。

乳酸菌豊富な母乳や粉ミルク以外、殆ど口にする事はありませんでしたが、離乳期からは違います。

いろいろな食品を摂取するようになると、自然に多種多様の菌も取り込むことになり、腸内の悪玉菌は着実に増加していきます。
そして、それがそのまま植え付けられ、腸内フローラを形成するのです。

従って、善玉菌優位の腸内フローラを作るには、この時期になるべく多くの善玉菌、特に乳酸菌を摂取する必要があります。
速い話、今度はママではなく、赤ちゃん自身がヨーグルトなど、乳酸菌豊富な発酵食品と野菜・果物をしっかりと食べなければならない、ということです。

乳酸菌が秀才を作るかも!!

ここで少し話は逸れますが、生後3ヶ月から5ヶ月ぐらいの時期に乳児湿疹を発症し、ずいぶん心配と苦労を掛ける赤ちゃんは珍しくありません。

この乳児湿疹は、肌の薄くてバリア機能の弱い赤ちゃんの肌においては、いつ、誰が発症しても決して不思議ではない疾患で、その要因も様々です。

当然、状態や原因によって治療法やケア方法も違ってきます。

そんな乳児湿疹の対策の一つに、乳酸菌生成物質の服用があります。
これは最も分かりやすい治療法で、速い話、乳酸菌を増やして免疫力を高めようという作戦です。

これが実に容易で、実に理にかなった方法でもあります。

事実、腸内環境が整い、悪玉菌が減るとともに、自然と湿疹も消えていく傾向にあります。

が、この乳酸菌生産物質の服用については、やはり赤ちゃんの身体への影響、それも、後々の悪影響にならないか?と、危惧される親御さんが後を絶ちません。

けれど、これぞ正しく怪我の功名で、乳児期に乳酸菌生産部室を服用した経験を持つ子は、IQ130以上の秀才に育つというデータがあるのです。そして、その根幹には、高い洞察力と落ち着きがあると言います。

さらに、発達障害を持って生まれた子や精神障害を発症した子に対しても、乳酸菌の摂取を進めれば症状が落ち着くという実験結果も多数発表されています。
やはり、良質な腸内環境を維持することにより、脳に栄養豊富な良質な血液と酸素が送られ、思考力がアップするわけですね。

正にタイトルの通り、腸内細菌が子供の発達を左右するということです。

  • 将来は東大か京大かというような子に育てるには、離乳期の食生活が非常に重要になると言えるでしょう。

ところが、離乳期も後半に入って来ると段々親と同じ食事を取るようになり、それと同時に、糖質や脂肪分の摂取量も急増します。
しかも、それに相反して、乳酸菌の摂取量が減少してしまうというご家庭は少なくありません。

ですので、家族みんなで発酵食品や野菜・果物を中心とした食生活に徹し、なるべく肉食を控えるようにされる事が大切でしょう。

written by M.YAMAMOTO