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虫歯予防に重点をおいた、最新のマウスウォッシュの効果について1/1

最新のマウスウォッシュでは特に、虫歯予防に重点をおいています。もしかしたら近いうちに、「歯磨きはマウスウォッシュのみでOK!」なんてことになるかも知れません。

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 マウスウォッシュは近いうちに、「口臭予防や歯みがき習慣の補助的な存在」では、なくなるかもしれません。

米UCLAの微生物学者によって開発された最新のマウスウォッシュは、虫歯の原因とされるミュータンス菌をターゲットに対し、高い除去効果があることが判明しました。
この新しいタイプのマウスウォッシュを 4 日間連続使用することで、ミュータンス菌をほぼ完全に消滅させることができたそうです。

詳細については、歯の研究に関する専門誌のキャリーズ・リサーチ(Caries Research)に掲載されます。

アメリカでは虫歯は、治療に高額な費用がかかる感染症です。

アメリカ国内では子どもの 50 %、18 歳以上の大人の大多数に、「虫歯がある」とされています。
そのためアメリカ人全体では、歯科診療などに対して毎年 700 億円ほど費やしていると言われています。

もちろんその主な内訳が、虫歯治療です。

UCLA歯学部口腔生物学のシー教授によると、この新しいマウスウォッシュの研究に約 10 年もかけたとのことです。
結果につながったのは、衛生用品関連会社などとの提携によって改良が進められ、製品化された「STAMP」と呼ばれる抗菌物質技術があったからです。

ヒトの体内には、数百万にも及ぶバクテリアがすんでいると言われています

抗菌剤の過度の使用は、住んでいるバクテリア全てを除去してしまうとされ、これの是非が問われています。
バクテリアが全て除去されてしまうと、体内バランスを崩してしまう可能性があるからです。

その点、STAMPを使用した臨床実験では、悪玉バクテリアだけを除去するという結果を得ることができています。

このことから将来的に、食後にマウスウォッシュを使うだけで虫歯が予防できる可能性に期待が寄せられています。


『出展』