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削らない歯の最新治療、その中身とは1/1

前回の記事では今、世界で次世代の歯の治療法が考案されてきています。今回ご紹介する歯の最新治療法、歯医者、と聞くとキュィィーン!というドリル音を真っ先に想像して、身が縮んでしまう人に朗報です。

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痛くない虫歯治療!薬を塗るだけ!麻酔もドリルも必要なし!

痛くない虫歯の治療」として注目されているのが、歯に薬を塗るだけの治療法です。

この治療法では専用の液体を歯に塗るだけなので、従来のように歯に麻酔をしたり、ドリルで削ったりという作業が一切不要です。

痛みもなく、塗るだけで歯が治療できるなんて…ある種、衝撃ですね。

削らずに、どうやって虫歯を除去するのか…?

塗るだけで痛みもなく、短時間で虫歯が治療できる、それを可能にしているのが「カリソルブ」という液体です。

この液体は虫歯部分のみを溶かしてくれます


カリソルブを使用した虫歯治療の手順】

カリソルブが適用可能かどうか、歯をチェックする

カリソルブを虫歯部分に塗る

5分ほど待つ薬液が虫歯のタンパク質に反応)~

虫歯が溶けて柔らかくなる

専用のピックで虫歯のみを掻き出す

最後に詰め物をすれば完了!


治療時間 15分ほど、一回のみ」というスピーディーさがカリソルブの売りの一つです。従来のように何回も歯医者に通う必要がありません。

スウェーデンで初めて誕生したカリソルブは今や、欧米では一般的になりつつある歯の治療法です。国内においては2007年に厚生労働省に認可されています。

 ただし!カリソルブを使った治療ができない場合もあるので注意!

まさに、歯医者嫌いが長年待ち望んでいたかのような治療法のカリソルブですが、どんな虫歯状態でもお金さえ払えば受けることができる…というわけではありません。

カリソルブを使った治療は「C2」と呼ばれる状態の、歯の象牙質まで虫歯が進んでいる歯が対象です。以下の状態ではこの治療法は受けることができません。

  • 歯のエナメル質までしか到達していない段階の浅い虫歯
  • 歯の内側にある「歯髄,しずい」にまで、到達してしまっている虫歯

いわいる、神経にまで虫歯が到達してしまっている場合はカリソルブを適用することができませんが、虫歯の侵食が深い状態の虫歯でも、適用できる歯の最新治療法があります。

それについては、また次回の記事で簡単にご紹介していきたいと思います。

  • 「カリソルブ」を使った治療は保険適用外です。虫歯一本につき、約 1万円の治療費がかかります。

【前回の記事】

written by 執事