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シックビル症候群があなどれない。梅雨時・初夏時も要注意1/1

湿度が高い今、シックビル症候群が出てしまう可能性があります。この病気の原因を追及していくことにしましょう。

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シックビル症候群」は、よく似た名前のシックハウス症候群と同一の意味合い。

つまり、居住者の健康を維持するという観点から、問題のある住宅においてみられる健康障害の総称です。

原因は、建材や家具などに含まれている化学物質が発散する「有害ガス」

ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・トルエン・キシレンなどのガス、これらは合板の接着剤や塗料、防腐剤に使われています。

揮発性の物質なので、気温が高くなるにつれて、発散量が急速に増加するので、この季節には室内の化学物質濃度が高くなり、カビやダニなどによるシックハウス症候群も多くなるのです。

簡単にまとめると、

  • 室内に有害な化学物質やカビ・ダニなどの原因物質がある<直接的な原因
  • 室内の気密性が高い<住宅の性質が高くなっている
  • 住人があまり換気をしない<住まい方、生活習慣

これらが発症の要因となり、症状は、

  • 目・のど、皮膚の刺激(目がチカチカする、のどに痛みがある。)
  • 全身倦怠感、めまいや頭痛・頭重です。

また、科学物質過敏症(住まいに限らず、排気ガス・化粧品・たばこの煙など様々な化学物質に反応する病気)を発症する人も出てきます。

この時期、エアコンをすでに活用されていると思います。

風がちょっと臭いと感じられませんでしたでしょうか?
感じた時は、カビの胞子が飛び散っている可能性があります。

これを吸い続けていると集中力の低下、アレルギーなどの健康障害が起こる場合がありますし、かゆみを伴うときには、ソファやじゅうたんなどにダニが発生している場合も。

これは不十分な清掃、または室内の換気が良くない為に生じます。

エアコンの風が臭くなったときの予防策

窓開け・換気、そして生活環境の改善が大切になります。

まず換気ですが、現代の住まいはアルミサッシ窓によって気密性が高く、化学物質などが蓄積しやすいです。
家に居る時間も少ない状況が多い為、部屋が閉め切り状態であることも少なくはありません。

だからこそ、通風が大切。

エアコンのほとんどは、室内の空気を循環させるだけのタイプなので、汚れた空気がたまったままとなってしまうので注意が必要です。

普段閉め切っているタンスや洗面所、押し入れなどの場所も意識して空気を通すようにしましょう。
また、化学物質については増やしてしまう要因、要素がたくさんあります。

過剰なまでもの消臭剤や芳香剤、殺虫剤なども室内の化学物質を増やす要因のひとつ。

小さなお子様や呼吸器系の悪い家庭はできるだけ使用を避けたり、自然素材のものにすることが大切となってきます。定期的な掃除は、こうした住居が原因で生じる疾患対策の基本です。


暑いからといって、換気を怠ることはご法度です。熱中症も注意しつつですが、体内に蓄積した化学物質は代謝を良くして汗をだすことである程度は排出されています。症状が出ていない場合でも是非実行してみて下さい。

written by Rikako