ニュース

下痢が怖くてご飯が食べられない時に考えられる病気と、もしもの時の下痢の対処法1/1

サバンナの高橋さんが出演しているCMで、会議中や電車の中などで突発的に発生する下痢を止める薬がありますよね。 あの光景に身を摘まれるような思いをするのは、突発的な便意に襲われた経験がある人でしょう。食後ごとに襲ってくる便意は、抵抗してしまうという方も多いのでは?

65332295285f52d48b56cb71cc0aaa80_s

そもそも朝食後や、昼食後に便意を感じることはよくあることです。

特に、朝食時は1日の活動におけるいいタイミング。これは“胃・結腸反射”と呼ばれるもので、胃への刺激が結腸に伝わって排便が促されるからです。これは正常な反応です。

ただ、「食後に決まって下痢になる」という方は注意が必要。

下痢が長期間続いている場合は「胆汁性下痢」の可能性があります。

下痢は日常生活に支障をきたすので、ストレスの大きな原因になってきます。
また、そのストレスが更に腸内環境を悪化させるという悪循環に陥ってしまうのです。

意外と知らない、胆汁のこと

“胆汁”は、脂肪の消化・吸収を助ける消化液で、肝臓で作られます。
作られた胆汁は、一時的に肝臓のすぐ近くにある胆嚢の臓器に保存されています。

食後の刺激がその胆嚢に伝わると、保存されている胆汁が十二指腸に分泌されます。

ここで十二指腸と胆汁が混ざり合い、胆汁に含まれる「胆汁酸」という成分が脂肪と反応することによって、脂肪と水が混ざり合います。これは「乳化」という作用です。

乳化によって水と混ざりあうようになった脂肪は、脂肪の分解酵素「リパーゼ」の作用を受けやすくなります。

少しややこしくなりましたが、つまり、胆汁は 脂肪の消化・吸収に重要な働きをする消化液ということです。

胆汁がなぜ、下痢の原因になるのかというと…

肝臓で胆汁が作られる

小腸で吸収された胆汁は通常、「門脈」と呼ばれる血管を通り、肝臓に戻る

ただし、小腸末端で吸収しきれなかった胆汁は、大腸まで到達してしまうと、下痢の原因になる

大腸において、胆汁がある種「下痢」のように作用するわけです。
腸粘膜から腸管内への水分の分泌を促すので、下痢を引き起こします。

通常であれば、多少大腸に到着する胆汁が多くても下痢になることはないのですが…

胆汁に反応しやすい体質の人であれば、小腸で吸収しきれなかった胆汁が原因となり、下痢が生じます。
体質以外なら、胆嚢・胃腸を摘出した人、重い盲腸となって小腸の末端部分を切除した人も胆汁性下痢が生じてしまうリスクが高いです。

では、どうすれば改善出来るのか。

この種の下痢は、お薬が効かないという特徴があるのが難点です。

まず下痢になるタイミングを注意して確認してください。
頻繁に下痢になるようならいつ便意を催しているかが、キーポイントとなります。

有効となる薬は市販されていません。

ただ、「コレスチミド」という血中コレステロールが高い患者さんに処方されるお薬が有効です。
このお薬は腸管内でコレステロールを吸着して排泄する働きがあります。

ですので、食生活の改善やストレス以外に注意しても、下痢がおこる場合は医療機関への相談を是非お薦めします。

最後に、誰にもばれずにできる下痢の解消法をご紹介します。

効果があるかどうかは、あなたのカラダで確かめてみてください。

誰にもばれずにできる下痢の解消法その① 手のツボを押さえる

スクリーンショット 2016-09-01 19.38.32

① 魚際を5〜10秒ほど抑える

スクリーンショット 2016-09-01 19.40.47

② 今度は手を裏返し、人差し指の爪の生え際にある商陽を5〜10秒抑える

この二つのツボを押すことで、突発的な下痢の腹痛を抑えることができると言われています。

覚えておくと、いざ!という時に助けになる…のかも知れません。

written by Rikako