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良い脂肪は、身体に悪いどころか糖尿病に効果的らしい1/1

脂肪には、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸があるのをご存知ですか? 健康食品として話題の不飽和脂肪酸ですが、糖尿病にも効果があることがPLOS Medicineにて発表されました。 今回は、その研究結果と共に、不飽和脂肪酸の種類とその効果をご紹介します。

 糖尿病について

糖尿病のうち、9割以上の患者がインスリンの作用不足が原因の2型糖尿病です。
糖尿病の改善に大事なことは、健康的に食べ、運動する習慣をつけ、血中グルコースの値を減らすことで、この血中グルコース減少には通常投薬治療を行います。

今回の研究でわかったのは、不飽和脂肪酸が糖尿病の原因、インスリンの働きを改善させるということです。

研究概要

成人4660人を対象にした102もの研究データを集計し、炭水化物と脂肪の摂取量や種類を調べ、2型糖尿病にどう影響を与えるのか研究しました。

焦点を当てたのは、グルコースとインスリン抑制能力。
よって、血糖値、血中インスリン、インスリン耐性とインスリン感性指数を調べました。

研究結果

“健康的な油は、避ける必要なし!”

一価不飽和脂肪/多価不飽和脂肪が、食餌性炭水化物/飽和脂肪に比べて、血中グルコースの抑制に効果的だとわかりました。
さらに、不飽和脂肪酸はHbA1cの値を下げることが分かりました。

HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)とは

血中のヘモグロビンにブドウ糖が結合したもの。

近年になって、糖尿病の診断基準に加えられた数値。

炭水化物や飽和脂肪を、不飽和脂肪に置き換えることで、このHbA1cの値が0.1%減少しました。
これは、糖尿病の発症率を22%減少させ、心臓疾患の発症率を6.8%押し下げると言われています。

具体的な食品

①一価不飽和脂肪酸

 ■オレイン酸
 酸化しにくい脂肪酸と言われています。美容用としても注目されています。
  オリーブオイル、菜種油、ひまわり油、アーモンドオイル、ナッツ類、大豆製品等
 
 パルミトレイン酸
 人の皮膚に含まれていて、老化によって減少します。
  馬油、マカダミアナッツ、牛肉等

②多価不飽和脂肪酸

 ■リノール酸
 コレステロールを下げると言われています
  ごま油、トウモロコシ油等
 
 ■アラキドン酸
 体の機能を正常に保ちます。
  肉、レバー、魚介類、油等

脂肪=太る、というイメージは拭い去り、質の良い油で健康的なカラダを目指しましょう!

written by はなもと瑠唯。

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