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衝撃!「砂糖の常識」は、製糖産業の組織によって捻じ曲げられたものだった!1/1

製糖産業が、権威あるハーバード大の科学者に「砂糖ではなく、脂肪が心臓病の要因になる」と発表するように、金銭の受け渡しがあったことが明らかになりました。

1960年代当時、利益相反開示(※)は必須ではありませんでした。

  • 利益相反開示…医学医療の研究によって社会に還元される公的利益と、産学連携等により生じる私的利益の二つの利益が、学会員個人の中に生じる事実を開示すること

つまり、製糖会社は会社に不利益な事実は公表せず、研究者には、会社に有利になるような研究結果になるまで、論文を書き直させていたのです。

その結果、何年間も健康に対するガイドラインはねじ曲がっていたのです。

JAMA Internal Medicineによって発見されたこの事実にいま、衝撃が走っています。

この一連の発端は、イリノイ大学とハーバードメディカルライブラリーが明らかにした、文献のレビューを担当し、特定の情報を公にしないようにする財団の存在です。

今回明らかになった内容を時系列で整理

  • 製糖協会の関わるものが赤字の年号になっています

1954年

上記財団のプレジデントであるHenry Haas氏が、脂肪の摂取を抑え、代わりに炭水化物を摂取する良さを演説。

(実際、炭水化物の摂取により一人あたりの糖分の摂取は三分の一以上増えるのです)

1962年
American Medical Associationの栄養レポートで、「低脂肪・高糖分の食事がコレステロール値を高める」と指摘されます。

1964年

SRFのヴァイスプレジデントであるJohn Hicksonが、「砂糖に対するマイナス評価」に対応することを言明。

 

(徐々に、疫学的報告により、血中コレステロールや高血圧よりも、血糖値の高さがアテローム性動脈硬化の要因となるだろうと指摘され始めます)

1965年7月
The New York Herald Tribuneが、砂糖に関する(ネガティブな内容の)レポートを発表。

1966(上記の記事発表から9か月後)

Schmidt教授らは、上記の砂糖が心臓病につながる新しい証拠について書かれた記事に対抗するために、「記事を書きなおす」と説明。

  • 報告によると、Hicksonは 1966年の9月までにハーバード大の研究者から新たに記事を書くよう依頼されていましたが、製糖会社がその記事に関わったかどうか確たる証拠は有りません。

11月2日、Hicksonは「心臓病予防に必要なのは脂肪の摂取を減らすことだけだ」という結論の記事のドラフトを完成させ、翌年発表しました。

 

1967年 

The New England Journal of Medicineが、「脂肪とコレステロールのみが、心臓疾患の主な原因である」という論文を発表。

  • → 新しい発表では、UCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)のLaura A. Schmidt氏は、Hegsted教授が製糖協会に、上記の内容論文を発表することを約束していた、としています 

1984年まで、雑誌の利益相反開示は必須ではありませんでした。

製糖協会は、「砂糖が心臓病のリスク容認になり得る」という研究が進んでいる最中、権威あるハーバード大の科学者たちに「飽和脂肪とコレステロールを、心臓病の主な原因とする記事」を書いてもらうため、金銭の支払いをしていたのです。

その結果、間違った解釈が社会に広がってしまいました。

例えば当時、心臓病予防のため、バターよりもマーガリンを使うよう推奨されていました。
しかし、今はマーガリンが不飽和脂肪を多量に含んでいるため、逆に心臓病の要因となり得ることが分かっています。

ここ約50年のそういった間違った解釈は数えきれません。

多量の砂糖の摂取も、不飽和脂肪の摂取も、どちらも身体には有害です。

  • ※ ネスレ(Nestle)は、日々の摂取カロリーのうち10%程度は砂糖を摂取しても問題ない、としています。 

今日、製糖業界のみならず、様々な業界のお金は科学的な調査や研究費に充てられています。

様々な研究結果がたくさんの雑誌で紹介されていますし、テレビでも健康食品や病気の予防となる食材について扱うことが増えてきていますが、中には60年前の製糖業界による隠ぺいのような研究成果を捏造した事実が見つかるかもしれません。

written by はなもと瑠唯。

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