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なぜ掃除をしてホコリをはらわなければならないのか?1/1

「今日こそは掃除をしないと」と思うことが多いのではないでしょうか。清潔にしなければならないと思いつつなかなか気がのらないのも事実です。掃除をしなければならないのは、衛生面だけではありません。実はホコリの中に発がん性物質が潜んでいる可能性があるからなのです。

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 フタル酸エステル(可塑剤)と称される一般的には聞きなれない有機化合物は、いわゆる「環境ホルモンの一種」です。

これは、ハウスダスト(室内のホコリ)の中から発見されています。

  • なぜこのような物質が、ハウスダストの中から発見されるのでしょうか?

そのヒントは私たちの生活の中にあります。

 食べ物を入れるパッケージ、ヘアスプレイ、化粧品、石鹸などにはフタル酸エステルが微量に含まれています。それが空気中に放出され、ほこりに付着しているわけです。

これは喘息や女性の閉経を早めたりするなど、さまざまな健康問題と密接に関係があることが分かっています。

  • 特に影響を受けやすいのは、赤ちゃんや幼児です。

ハイハイを始めた赤ちゃんは、部屋の床にたまっているホコリになんて構いません。口に手を入れたりするにより、摂取してしまう可能性が高いです。

米ワシントンD.Cのジョージ・ワシントン大学の研究によると、全米の家庭からはほぼ、有害なケミカルが検出されています。

これらが厄介なのは、家庭内で使われるものや、床、壁などの建築資材など、私たちの身近なものに含まれているという点です。

そのため家の中のホコリ、つまり、ハウスダストから有害な成分が検出されることは全くめずらしくないわけです。

私たちがリスクを減らすためにできることは、とにかく家の中の掃除をし、ホコリがたまらない環境を維持することです。

他にも吸引力の強い掃除機を使う、こまめに手を洗う、身の回りのアイテムなどなるべく低汚染のものを選ぶということも予防策になるでしょう。

米・マサチューセッツ州 サイレント・スプリング・インスティトゥートのドットソン博士は、「安易にケミカルを含むものを買わない」という消費者の行動が健康をつくると述べました。

written by Akiko

 日本でも身の周りにあるものについて、関心を高く持っていくべきではないでしょうか。

空気中に漂うホコリ(0:17)

出典