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CKD慢性腎臓病とは?診断内容とその病気の付き合い方1/1

腎臓の病気は無症状のうちに進行する内容が多く、この病気は何らかの腎障害が3カ月以上 持続する場合と定義されているものです。


自分がこの病気であると判るのは?


初期症状と呼べるものはないことがほとんどです。

タンパク尿やeGFRの測定(腎機能検査)、及びタンパク尿以外の異常で病理・画像診断・血液や県尿の検査によって診断されます。

GFRは糸球体が1分間にどれくらいの血液を濾過して尿を作れるかを示す値です。


どのような症状になっていくのか?


心筋梗塞などの心血管病(CVD)合併の頻度が高くなります。

腎機能の低下、投石や腎移植を必要とすることも少なくありません。 


がんのように重症度はステージに分類される


この病気に当てはまる患者さんは非常に多いために、腎機能に合わせて1~5までのステージに分類されます。

ステージ1 腎症はあるが機能は正常以上

    2 軽度低下 

    3 中等度低下

このステージまでは ほぼ正常ですので、可能な限りこの疾患の治療を十分に行うべきなのです。

    4 高度低下

    5 腎不全


予後はどうなる


残念ながら腎機能が完全に回復することはなく、序序に腎機能が低下していくのが普通ですが、慢性腎臓病になった原因にもよるが、低下してしまった腎機能を維持できる可能性はあります。

1 タンパク尿 

糸球体障害を反映する指標。少なくとも1日1グラム未満、可能であれば陰性化を目標とします。

2 腎機能低下・加齢・高血圧

 腎機能は低下すればするほど、また加齢・血圧管理が不十分であれば、腎機能悪化速度は速くなる傾向にあります。


治療はどうなる


腎機能がほぼ正常なステージ1~3では可能な限り、現在の疾患の治療を十分に行うべきと言われています。

1 生活

生活習慣病を起こさないように、適度な運動を。
節酒、禁煙が大前提。睡眠障害改善も大切です。

水分については、透析などを必要とする場合などを除いて、脱水にならないように十分に注意しましょう。

2 食事・減量

塩分の過剰摂取は高血圧をきたしやすく、塩分制限は基本となります。

合わせてタンパクも制限されてくるのですが、カロリー不足や厳しすぎるタンパク制限は、痩せや低栄養といった障害を出てきてしまうので、個人に合わせた食事管理を行う事になります。

また減量も基本となります。

標準体重を基準にしますが、人により体型の違いもあるので、25歳くらいの体重や体脂肪率も参考にしましょう。

コレステロールや、中性脂肪の正常化も1つの目標となります。

3 血圧

上130下80以下に、生活習慣の改善・塩分制限と共に降圧薬を使用することとなります。


腎臓は、私たちの健康において重大な役割を担っている肝心要の臓器。

その役割は、老廃物を体外に排出するだけではなく、骨を健康に保つ、血液を作るホルモンを分泌する、体液の量・浸透圧・血圧などの調整、ミネラルや酸性・アルカリ性のバランスを保ったりと様々です。

日頃の行いが顕著に表れます。

written by Rikako