ニュース

腸内フローラの真実 その①1/1

腸内には数には諸説ありますが、100種100兆個の腸内細菌が生息しています。腸は第二の脳とも呼ばれるくらい人体の健康状態を左右する大切なポジションで、その重要さは世界中の多くの研究者により、解明されてきています。

lavender-field-1595598_640

例えば、原因不明とされる難病です。
クローン病やパーキンソン病なども腸内細菌が発症原因であることが明らかにされています。

なぜならば、腸内細菌がホンモノの健康概念だからです。

特定の腸内微生物の個々の役割は依然として不明ではありますが、
これまで謎だったいくつかの事柄が連鎖して解明されていっています。

ホンモノを知れば、いろんな真実が見えてくる…

そう、今回の記事のテーマは「腸内細菌」です。

その① 腸内細菌は肥満に関連している

肥満および、それに関連する代謝障害やダイエットと、腸内細菌叢との間にある相互関係を検討した研究がサイエンス誌で発表されています。

Gut Microbiota from Twins Discordant for Obesity Modulate Metabolism in Mice | Science

「腸の中の微生物とダイエットの成否(代謝,肥満との関連性)は、関連している」との結果。

やはり、というべきでしょうか。

痩せている人の便から採取した細菌を太っている人に移植すると、痩せたという成果も過去に拝見しました。糞便移植です。国内でも広がるのでしょうか…?

その② うつ病に関連している

腸内細菌はうつ病に関連することも分かっています。
発表された論文はいくつかありますが、最近では国立化学アカデミーからも出ています。

Ingestion of Lactobacillus strain regulates emotional behavior and central GABA receptor expression in a mouse via the vagus nerve

ラクトバチルス・ラムノサスが、不安や抑うつの発症に関連する神経伝達物質に直接影響を与えている可能性がある、とのことです。

マウス実験の結果、ストレス誘発性コルチコステロンと、うつ行動への関連が見られています。

その③ 腸内細菌は重篤な感染症を引き起こすこともあれば、保護することもある

外部から入ってくる細菌は 重篤な感染症を引き起こす場合があります。
が、カラダ内部にある細菌は、外部からの細菌による影響からカラダを保護する役割を担えます。

これはほぼ当然だと言えることかも知れません。
腸内微生物をもたない動物に重篤な感染症リスクが高いことも分かっています(Lancet.

written by 執事

次回、引き続き、腸内フローラの真実を掲載していきます。