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夫に手を出し、夫婦仲に亀裂。閉経後の女性に訪れた疲労と痛みの正体1/1

御歳49歳になるアリソンは、2度目の結婚を控え、疲労と痛みを抱えていた。 歳も歳だし、中年以降の女性ではよくあること、と特に何のケアもせず、放っておいたが、物事はさらに悪化しているように思えた。

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50歳を迎えた誕生日が過ぎた頃-

躁鬱のような気分の揺れの激しさを覚えるようになった。
記憶も少し悪くなったかも知れない。

関節も痛むようになり、肌は荒れ、爪が避けて髪も潤いを失っているように感じた。心だけではなく、体にもガタがき始めているのを感じていた。

「私は悲惨だった」

アリソンは言う。

「夫は当初、活気に満ちていたはずの自分の妻に何が起こったのか、理解できていませんでした」と。

アリソンさんのケアを担当した専門家は、当時をこう振り返る。

女性は閉経を迎えると、女性ホルモンの恩恵を得られなくなります。

 

皮膚のトラブルや骨粗しょう症など、身体の能力が低下していくと共に、更年期障害の文字が次第に頭に浮かんでくるようになります。
こうした身体と心の急激な変化は、慢性的な栄養不良にも起因している。

 

閉経時、実に80%の女性がマグネシウム不足の状態にあります。
鉄、亜鉛、カルシウム、ビタミンD、必須脂肪酸も不足がちです。

これらの栄養素が慢性的な不足状態にあれば、老化プロセスが身体に与える負担は増すばかりです。

 

私はアリソンの件は氷山の一角に過ぎないと見ています。
彼女は栄養失調をもたらし、対処できない状態にある何百万人もの中年女性の一人です。

実のところアリソンさんは看護師として働いていたキャリアを持つ女性である。

健康的な食生活について人々に助言するのは、彼女の仕事の一部だった。
少なくとも健康について触れてこなかった女性よりも、健康的な食べ物について知っていたはず…
そんな彼女がどうして、このような慢性的な栄養不良に悩まされることとなったのか-

彼女は家族を育てました。娘は現在32歳です

忙しい時、食べ物の品質は人々の最初の犠牲者であり続けています。

 

米国政府が最近発表した全国的な食生活および、栄養調査によると、27%の女性が鉄分・ビタミンDの不足状態にあることがわかっています。

さらに更年期の女性では、ホルモンレベルが変動しているので 栄養素の吸収率も下がり、問題は悪化してしまいます。

 

アリソンが今から1年前、私の元に訪れてきた時、彼女の夫はアリソンの気分のムラの対処に苦しんでいました。夫も彼女も慢性的に疲労したと思います。

アリソンは当時の状況をこう振り返る。

私はとても気分が悪く、すべてがコントロール外だったように感じていました。

些細なことで、夫に手を出しました。

気分の揺れや不安と相まって、痛みや疲れが私を非常にネガティヴな状態にしていた。私がしたことは大変なことだと思う

過去30年間、私は栄養士として、薬物なしで病気を治療する分野でパイオニアとして働き、シンプルで持続的な健康摂食プログラムで、何万人もの女性を助けました。

 

高齢の女性は正常なホルモン機能を維持するためにマグネシウムが必要です。

閉経に入る80%の女性には、この必須栄養素が欠けている。
マグネシウムの低レベルは更年期症状を悪化させ、体の疲労感を増強させます。

 

マグネシウムはアーモンド、ブラジルナッツ、大豆製品などの食品に含まれていますし、カルシウムは健康な骨や歯、神経機能にとって重要で、肉、卵、ナッツに見られる亜鉛は健康な免疫システムにとって不可欠です。

 

加えて、ビタミンDも必要です。
ビタミンDのレベルが低い場合、関節が痛くなったり、骨がもろくなります。糖尿病やさまざまな癌のリスクも高まります。

 

人間の体は、出す症状によって何が不足しているかを教えてくれています。

 

アリソンの「夜に汗を掻く」という症状は、彼女がマグネシウム、カルシウム、ビタミンD、エストロゲンが不足していることを示していました。

 

「うつ病、過敏症および疲労」は、必須脂肪酸および、ビタミンB群の低レベルを示唆した。

「爪の割れ、口角のひび割れ、腕と脚の肌の劣化」は 鉄、Bビタミン、必須脂肪酸が奪われている、と私に語っていた。

 

エストロゲンを含む、イソフラボンの豊富な食品量を増やす必要がありました。

 

大豆をベースにした製品や有機亜麻仁を食してもらいました。
これらは、閉経のために変動している彼女のホルモンレベルを支持し、調節する。

また、紅茶、赤ワイン、甘いスナックなど、必須ビタミンやミネラルの吸収を妨げていた食品を減らす必要もありました。

栄養不足は顔にも現れる。自分の栄養不足を特定しよう!

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CROW’S FEET(目の下のシワ)

原因:ビタミンB2の欠乏

CRACKED LIPS(唇のひび割れ)

原因:ビタミンB6の欠乏

RED SKIN

原因:亜鉛の欠乏

DRY SKIN(乾燥肌)

原因:ビタミンAの欠乏

DANDRUFF(髪質・爪・肌)

原因:ミネラルビオチンの欠乏

THINNING HAIR(薄毛)

原因:ビオチンとビタミンCの欠乏

ちなみに、日本における栄養素摂取量の平均値がこちらです。

栄養素

全体の平均値

補助食品の使用ない人の平均値(推奨量)

補助食品の使用ある人の平均値(推奨量)

ビタミンB1

1.43

0.83(1.0)

14.26(1.0)

ビタミンB2

1.77

1.17(1.2)

14.73(1.2)

ビタミンB6

1.84

1.19(1.2)

16.96(1.2)

ビタミンC

120

105(100)

694(100)

カルシウム

555

518(600)

907(600)

8.9

8.4

  • 月経なし:6.5
  • 月経あり:10.5

21.8

  • 月経なし:6.5
  • 月経あり:10.5

(1) 日本人の食事摂取基準(2005 年版) 50~69 歳女性
(2) 平成 16 年国民健康・栄養調査結果の概要 50~59 歳女性

このような平均値表は全体を代表するものではありませんので、ほとんど参考になりません。
ここからわかるのは、補助食品を使用している人と使用していない人との間にある 大きな摂取量の差です。

補助食品を使用していない人たちにおいて「平均値が必要量に近い」ということは、必要量以下の人が半分近くいるということです。
つまり、補助食品を使用していない人たちの多くは 推奨量に達していません。

更年期からの女性 -ビタミン・ミネラルを中心に-

そして2013年には高知学園短期大学の女学生を対象に、BMIとエネルギー摂取の量、そして各々の体型認識を調査した結果が発表されています。

実際には瘦せ型ではない女学生(43例)中、自分を「太っている」と過剰に評価し、ダイエットをして低エネルギー摂取状態になっている女学生が「31例」認められています。
実に72%に登る女学生が自分の体型を過大に評価する傾向にあったわけです。これらメンタル的要因はやはり大きいと考えられます。

女学生における栄養摂取量と痩せ願望について

ただし、短い期間で見れば 、食生活の改善だけでは症状の十分な回復は期待できません。

が、一応、栄養素とその成分の機能の一覧を掲載しておきます。

栄養機能食品及び特定保健用食品における栄養成分の機能表示

n-3系脂肪酸

皮膚の健康維持を助ける

亜鉛

味覚や皮膚、粘膜の健康維持を助ける。健康維持に役立つ栄養素。

カリウム

血圧を正常に保つことに必要

カルシウム

骨や歯の形成に必要

赤血球を作るのに必要

赤血球の形成を助ける。体内の酵素の正常な働きと骨の形成を助ける

マグネシウム

骨や歯の形成に必要。酵素の働きとエネルギー産生を助け、血液循環を正常に保つ

ナイアシン

皮膚や粘膜の健康維持

パントテン酸

皮膚や粘膜の健康維持

ビオチン

皮膚や粘膜の健康維持

ビタミンA

夜間の視力維持。皮膚や粘膜の健康維持

ビタミンB1

炭水化物からのエネルギー産生。皮膚や粘膜の健康維持

ビタミンB2

皮膚や粘膜の健康維持

ビタミンB6

タンパク質からのエネルギー産生。皮膚や粘膜の健康維持

ビタミンB12

赤血球の形成を助ける

ビタミンC

皮膚や粘膜の健康維持。抗酸化作用

ビタミンD

朝刊でのカルシウムの吸収促進。骨の形成を助ける

ビタミンE

抗酸化作用。細胞の健康維持を助ける

ビタミンK

正常な血液凝固能力を維持する

葉酸

赤血球の形成を助ける。胎児の正常な発育に重要。

平成28年4月26日消費者庁食品表示企画課

栄養成分の取り扱いについて

アリソンさんはその後、どうなったのか?

彼女の栄養レベルを最適レベルまで高めるため、彼女の主治医は高品質のビタミンとミネラルサプリメント、イソフラボンが豊富な赤いクローバー、うつ病の症状を助けるセントジョーズワートなどの主要サプリメントを勧めました。

アリソンは言います。

「6週間後、私は再び人間だ、と感じました」

自分に元気に戻ってくるのは信じられないほどだった。
見た目と気分が良くなり始めたからです。私の髪と肌は輝きだしました。6ヶ月後、夜間の汗と潮紅は完全に止まり、不眠症も良くなっていましたし、集中力も増しました。

何よりも、私は人生に対する熱意を持っています。
もはや不安を不安と感じることもなくなってきています。

それに伴って、夫との関係も軌道に乗っています。

参考