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最近の若者の睾丸は小さくなってきているという話の裏側1/1

環境ホルモンの影響で睾丸が小さくなってきている、という話を耳にしたことはないでしょうか?いわいる「内分泌かく乱化学物質」と呼ばれるものの影響が男性の睾丸サイズに出ていると、懸念されているわけです。せっかくなので今回はその辺りのことを少し掲載していくことにします。

  • 「内分泌かく乱化学物質」とは?

問題の「内分泌かく乱化学物質」について、世界保健機関・国際化学物質安全性計画では、このように定義しています。

内分泌系の機能に変化を与え、それによって個体やその子孫あるいは集団(一部の亜集団)に有害な影響を引き起こす外因性の化学物質又は混合物のこと。

世界保健機関・国際化学物質安全性計画[WHO/IPCS]

この「内分泌かく乱化学物質」を通称「環境ホルモン」と呼びます。

当初は「内分泌かく乱化学物質」という呼び方が正式名称でしたが、啓発する際にさすがに分かりにくいだろう、とのことで、当時の横浜市立大学教授と日本放送協会が、環境ホルモン(環境に存在するホルモンのような物質)と命名しています。

今では「内分泌かく乱化学物質」よりも、環境ホルモンの方が一般化しているようです。

環境ホルモンのこれまでの生物への影響例

生体への環境ホルモンの影響例は概ね、野生生物に関するものが多いです。


【報告例】

  • 生殖機能や生殖行動の異常
  • オスのメス性化
  • 孵化能力の低下
  • 免疫系や神経系への影響 など

人への影響報告例として目立ったものはありませんが、摂取するホルモンの人体影響で有名なのは、初めて合成された強力な女性ホルモン「DES」を妊娠中に服用していた妊婦さんから生まれた女の子に膣ガンが生じていた、という事件でしょう。

このDES錠。欧米諸国では1940年代後半から 流産防止のために投与され始め、1970年代初頭にその薬害が社会問題となりました。

当時、思春期を迎えた以降に膣ガンを発症した若い女性たちの母親が全員、妊娠中にDESを服用していたということが調査で発覚したのです。

これは「服用から20年以上経って尚、自分の子どもに薬害が現れる」という驚くべき例として語り継がれています。
母親が妊娠中に服用したDESの化学物質が胎盤を通じて子どもにわたり、思春期を迎えた子供のホルモンバランスが変化することによって生じる、世代を超えた薬害です。

誰も予知できなかった世代を超えるDESの薬害、気づいていた人がいた

世代を超えて薬害が生じるなんて、誰も予見できるはずがない…

そう思われていた中、1960年代に薬害に気づいていた男がいました。

それが当時、カリフォルニア大学ガン遺伝子研究所へ留学していた高杉のぼる氏です。
彼はマウス実験でDESの薬害が生じることを予見し、論文を発表していたのです。

彼のおかげで当時の日本は薬害を免れた、と言っても過言ではないかもしれません

そして アメリカ国立環境健康科学研究所がようやく胎児期への悪影響を研究し始めた頃、彼は
さらなるDESの生態影響を論文発表しています。

  • それが、オスとメス、両方の生殖器をもっている『ふたなり化』です。

DESを投与した母親マウスから生まれたオスのマウスの約6割に ふたなり化が見られていたとのこと。
胎生期にあるオスのマウスがDESの暴露を受けると、内分泌系にかく乱が起こり、ふたなり化したと考えられていました。

当初、膣ガンを発症するというところから、女性だけに影響が出ると思われていましたが、この研究により男性へも影響が出る可能性が示唆されています。

環境ホルモンの人体影響に関して、公式的には不明とされているが…

先に掲載したDESの人体影響は薬による人体影響ですが、環境ホルモンの人体影響は公式的には不明であるとされています。しかしながらやはり、少なからず影響はあると見て間違いないでしょう。

違いと言えば、薬でとるか、環境からとるかという濃度の違いでしかありませんから。

また、公式的に発表してしまうととんでもない事態を招いてしまう、という懸念もありますし、まずこれからもハッキリとしたことは発表されないと思います。
現状のところ発表されているのは、

「食品などからの化学物質による内分泌かく乱作用により、有害な影響が出たと確認されている事例はありません(内分泌かく乱化学物質HP)」

ということくらいです。

ただし、「内分泌かく乱物質が関係しているのではないか?」という指摘として、睾丸が小さくなる、精巣の形成不全や男性の女性化乳房、精巣がんや乳がんなどの悪性腫瘍が上がっています。

睾丸のために今すぐできること

睾丸を大きくする…

という方法は怪しいものしかありませんが、睾丸の健康を今よりちょっと良くする方法でしたら、いい方法があります。

  • それが、睾丸の自由化です。

睾丸を今より健康にした方は次に掲載するポイントを参考にして毎日を過ごしてみてください。


【押さえておくべきポイント】

  • 睾丸は体温よりも少し低い温度が適温

睾丸を大きくする2大民間療法として、温度を体温以下にする「金冷法」と、自慰の回数を減らす「禁欲法」があるように、睾丸は熱や締め付けに弱いので 室内ではパンツを履かない方がいいです。

また、当然ですが、アルコールや栄養バランスも関係してくるので、冷却と生活リズムの2点は意識しておきましょう。
万が一、腫れる、しこりがあるなどの変調を感じたら放置せず、受診した方が将来のためになります。

written by Rikako