ニュース

運転時と薬との関係。知らなければならない、守らなければいけないこと1/1

このGWの間に、車による事故が多発したようです。中でも、神戸の繁華街で起こった 事件では、「親に反応が見えなかった」と助手席に乗っていた子供が発言しています。 警察では持病の薬を常習していた可能性を追究しています。

私たちも日常、薬を飲むことがあります。
薬の添付文書にも「運転操作をしてはならない」旨の文言が記載されていますが、添付文書をじっくり読む人もあまりいないでしょう。

一体どういう薬がどんな理由で危険なのか、簡単に掲載していきます。

車の運転は、健康な状態で、正しい判断が出来、心に余裕がある状態でなければなりません。

(※ 酒気帯び、病気をしているときは運転してはならない

上記は、教習所でも習うことですし、もはや一般常識の範疇だと思えますが、一体どれほどのドライバーが守れているのでしょう?

神戸で起きた先の事件では、ドライバーは疲労した状態であり、ゆとりもないままの運転でした。持病の薬を飲用していたのなら、睡魔で意識も朦朧としていたかも知れません。

薬の中で、「服用後、乗物または機械類の運転操作をしないこと」と記載されている薬効群を知っておきましょう。

これらは眠気の症状が現れます。

かぜ薬・催眠鎮痛薬・乗物酔い防止薬・鎮咳去痰薬・口腔咽喉薬・鼻炎用内服薬・アレルギー用薬・内服痔疾患薬

【主な成分】

塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン等の抗ヒスタミン成分


解熱鎮痛薬・催眠鎮静薬

【主な成分】

プロムワレリル尿素・アリルイソプロピルアセチル尿素


止瀉薬

【主な成分】

塩酸ロペラミド

眠気以外にも目のかすみ、異常なまぶしさの症状がでる

胃腸鎮痛鎮痙薬・乗物酔い防止薬

臭化水素酸スコポラミン臭化メチルオクタトロピンといった成分が入っているもの

目のかすみ・異常なまぶしさの症状が出る

かぜ薬・胃腸鎮痛鎮痙薬・鼻炎用内服薬・乗物酔い防止薬

塩酸ピレンセピン配合の胃腸薬臭化水素酸スコポラミン臭化メチルオクタトロピン以外の抗コリンといった成分が入っているもの


かぜ薬などは服用した際に、「眠くなる」ということは分かるのですが、胃腸薬や内服の痔疾患の薬でも症状が出ることをご存知でしたでしょうか。

これだけではなく、「てんかんの症状」であるとか、「高血圧で他の薬を併用している場合」も、中核神経系の興奮作用によって、発作を誘発する可能性もあります。

今一度、常用しているお薬がある方は、併用して飲んでいるお薬との関係性も含めて、確認をお願いします。
また体のコンディションも注意してください。事故を起こしてからでは、本当に遅いことなのです。