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『降圧剤と柑橘類の危ない関係』薬の飲み方を知る・考える1/1

病気になれば、多くの方が医師の治療を受けながら薬に頼ることになります。 それと同時に、自分でも、「少しでも体にいい物を飲んだり食べたりしよう!」と努力される方が多くなるでしょう。ところが、その「病気を少しでも良くするために」頑張っていることが、あまり良くない結果を招いてしまうかも知れません。

カラダのためだ」と思って食べているものが逆に、薬の効果を阻んだり、副作用を引き起こし、病気を悪化させてしまう場合があります。この記事ではその辺りを少しご紹介していきます。

野菜や果物が、必ずしもカラダにいい訳ではない

とりわけ、私たち日本人は、「野菜や果物 = ヘルシー食材の代表格」のように捕らえ、「カラダにいい物である」と思い込んでいる部分が否めません。

そのため、普段から積極的に摂取するように心掛けようとする方が多いのではないでしょうか。病気になると、その傾向がとくに顕著に現れます。

しかしそれが、組み合わせによっては「危険な行為かも知れない」ということを、認識しておきましょう。

例えば、「高血圧材」と「柑橘類」

血圧が高めの方が処方されるのが「降圧剤」です。

これなどは、今や日本人の3人に1人、特に60代以上の高齢者では、「2人に1人が高血圧症」だと言われていますから、通院している方の大半が服用されておられるでしょう。


降圧剤は多くの柑橘類がもつ『フラノクマリン』という成分と、相性が悪く…

体内で一緒になると、「奮起して極端に強い効果を発揮する」か、「すねて全く効果を発揮しない」かの、どちらかに偏ってしまう可能性が非常に高いのです。

もし「後者」で、「薬が効能を出さなくなった」となると、高血圧は完全な放置状態になります。

それが、動脈硬化や虚血性心疾患、さらには、脳卒中などの重篤な疾患の引き金になることがあります。

逆に「前者」で、「効き過ぎてしまう」のも問題です。

効きすぎると、急激に血圧が下がってしまうため、直ちに危険な状態になるます。

実際、食後に降圧剤を服用し、その後、何気なく夏みかんを食べたり、グレープフルーツジュースを飲んだところ、呼吸困難や腎不全に陥り、救急車で病院に担ぎ込まれる、という状況になってしまう方は一定数います。

ただ、「すべての柑橘類が降圧剤と相性が悪い」というわけではありません。

次回の記事では、影響が出る柑橘類と出ない柑橘類のことをご紹介していきます。

written by M.YAMAMOTO