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降圧剤と一緒にカラダに入れるとダメな柑橘類と、いい柑橘類 ②1/1

高血圧で薬を服用している人は知っておいたほうがいいです。今回は降圧剤と一緒にカラダに入れてもいい柑橘類とダメな柑橘類について掲載していきます。

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前回、高血圧の人が服用する降圧剤と、柑橘類の相性の悪さについて掲載してきました。

【前回の記事】

今回は、降圧剤と一緒に体内に入れるとNGな柑橘類と、大丈夫な柑橘類について掲載していきます。

全ての柑橘類がNG…?

高血圧と診断されると、柑橘類が一切食べられなくなったり、柑橘系ジュースを一切飲めなくなるのか?

  • 柑橘類が一切飲めなくなる…というわけではありません。

温州みかんやカボス、それにレモンのように、「フラノクマリンを含まない柑橘系の果実」も多数あります。

バレンシアオレンジや、マンダリンオレンジも安全ですので、国内で市販されているオレンジジュースやみかんジュースは、比較的安心だと言えます。

一方で、グレープフルーツを筆頭に、夏みかんやハッサク、ポンカン、キンカン、柚など、ついつい手を出しそうな物の多くがフラノクマリンを多量に含んでいる

そのため、本人だけでなく、家族もまた、患者さんが口にしないよう十分気を付ける必要があります。

料理の風味付けに使うのであれば、柚ではなく、カボスやレモン果汁。食後のデザートは、夏みかんやグレープフルーツではなく、バレンシアオレンジや日向夏、ネーブルなどすると良いでしょう。

また、高い癒やし効果を持つベルガモットは、ハーブティーや洋菓子によく用いられていますが、実際には、「最も多くフラノクマリンを含む柑橘類」ですので、この点も注意したいところです。

全ての降圧剤が、柑橘類と相性が悪いわけではない!

柑橘系が大好きな人にとっては、これはOK、これはNGというように、細かく考えるのは実に面倒だと思います。
血圧が高くなったのは自分の責任が大きいとは言え、出来れば気にしないで食べたいでしょう。

  • そこで、主治医との話し合いがポイントになります。

というのも、現在日本で処方される降圧剤は主に6種類あります。

そのうち、柑橘系を大敵とするのは、『カルシウム拮抗薬』ただ一つで、他の5種類は、今のところ、問題ないものと見られるのです。

ところが、「カルシウム拮抗剤」は国内で最も多く服用されている降圧剤です。

高血圧症と診断されたと同時に、真っ先に「カルシウム拮抗剤」を処方するドクターが圧倒的多数だからです。

その理由は、高血圧症になると、血管の中に存在する「血管平滑筋」という筋肉が収縮し、血圧の高い状態が続いてしまう訳ですが、この筋を堅くしているのが「カルシウムイオン」だからです。

「カルシウムイオン」の侵入をブロックし、筋肉の伸縮を保ち、血圧上昇を防ぐ、これには「カルシウム拮抗剤」が効果的です。

しかし、自らがこうした「柑橘系との危ない関係」を知っていれば、医師に対し、他の薬で代用出来ないかどうかを相談することが出来ます。
「病気になった以上、医者の支持に全て従わなければならない」という固定観念を捨てることが大切です。

次回の記事では、柑橘類でどうして危険な事態が発生してしまうのかを掲載していきます。

written by M.YAMAMOTO