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映画の世界が現実に…!最近のすごい医学技術の進歩ランキング【前編】1/1

大ヒット映画、『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の舞台はなんと2015年です。 空飛ぶスケートボードはまだなくても、昭和の頃から比べると考えられない発明がたくさんあります。 医学技術の進歩も同じで、不治の病が今は治療により完治するケースも多くあります。 その医学進歩の中でも顕著なものをランキング形式で10個紹介します。

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第10位 生体材料の人工関節と人工骨

人工関節と人工骨は、金属製からプラスチックやセラミック製へと進化していきました。

最新の人工関節は、元の関節に代用するだけでなく、徐々に本来の組織へと置換され、骨や関節の再生を促すものもあるのです。

それが、生体材料(バイオマテリアル)で作られた人工関節。

  • イギリスのサウサンプトン総合病院が、3Dプリンターで作られたチタン製の臀部を、患者の幹細胞で生体に結合することに成功
  • トロント大学のボブ・フィラー教授が、人骨に近い、栄養分を生み出し運搬する組織がある人工骨の作成に成功

第9位 小銭サイズのペースメーカー

最近の電車の優先席では、携帯電話の電源を切るよう指示するものを見かけなくなりました。

ペースメーカーが電磁波に影響して誤作動を起こす危険がありましたが、今ではその心配はないようです。
性能だけでなく、大きさも進歩しています。

最初の完全埋め込み式ペースメーカーが出来たのが1958年。

1970年代になるとリチウム電池使用のものが主流となり、2005年には血液中のグルコースで発電する燃料電池が発表されていて、実用化が期待されています。

  • 最新式は足の付け根からのカテーテル手術で埋め込み可能で手術の難易度が半分以下に。96%の患者に異常もなし
  • Medtronic社が製造したペースメーカーはビタミン剤サイズで手術不要

第8位 コンタクトレンズ型デバイス

まさにSF映画の世界。
映画『ミッションインポッシブル4』で出てきたコンタクトレンズ型の情報端末の研究が進んでいます。

  • ソニーがまばたきをするだけで操作できるコンタクトレンズ型カメラの特許出願を発表
  • Googleも2004年にコンタクトレンズの開発プロジェクトを発表

ソニーのカメラは通常のまばたきと意識的なまばたきを区別して撮影を可能にしているとのこと。

Googleの「スマートコンタクトレンズ」と呼ばれているこの製品、緑内障患者の血圧や、糖尿病患者の血糖値を測定したりと、治療に役立つだろうと言われています。

第7位 皮膚移植

ここ10年で飛躍的に発展した人工皮膚の技術ですが、最近2つの大革命が。

  • カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)がポリマー素材の人工皮膚研究を発表
  • マサチューセッツ工科大学(MIT)が第二の皮膚「XPL」の研究を発表

UCRのポリマー素材は、室温に反応し、傷を治癒させると言われています。

MITのXPLはポリシロキサンベースで、高分子素材の為ほぼ目には見えません。
この薄い膜で皮膚を覆うことで、

① 美容効果(肌の弾力と高い保湿性を与え、シワやたるみを消す)

② 治療効果(塗り薬の吸収率をよくする、皮膚疾患を軽減する)

が期待できます。

第6位 脳インプラント

異常のある神経回路に手術で入れたインプラントを通して電気信号を流し、脳神経の伝達をコントロールする技術。

事故により胸から下が麻痺してしまった青年に、脳にマイクロチップを入れる手術が行われました。
脳の神経細胞の電気活動を読み取り、動きにつなげる役割をするマイクロチップです。

まだ実験段階のため、コンピュータにつながれた状態でしか動作確認は行われていませんが、水を灌いだり、ビデオゲームをしたりも可能です。

将来、現在は治療法がないと言われているパーキンソン病等の治療に役立つ可能性が高いと言われています。

8位のコンタクト型デバイスや7位の美容効果のある人工皮膚等、将来日常で当たり前になりそうな技術がたくさんありました。後編に続きます。

written by はなもと瑠唯。

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