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医療用大麻の是非を問う事例が、世界的に増えてきている1/1

大麻の効果については賛否両論がある「医療大麻」。日本でもつい最近、裁判となったため覚えている方も多いのではないでしょうか。もちろん現状は、法的にドラッグと認識されているため、国内における使用は違法となります。

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イギリスにおける大麻(カンナビス)は、ドラッグのカテゴリーにおいて「クラスB」と呼ばれ、使用は刑罰対象となります(2016年現在)。

しかし医療用としては、実際に数千人もの人々が使用しているとのことです。

 イギリス在住の32歳の女性は、5年前から「近所の人から警察に通報されるのではないか?」と怯える日々を過ごしています。

病気で薬を処方された際の副作用で、関節リウマチを発症したのです。
以来、その痛み、吐き気、炎症などを緩和すために必要なのが大麻でした。

  • 彼女は医療用大麻の使用を合法にするための運動に参加しています。

世界でみるとアメリカでは25州、カナダ、イタリアなどでは合法あるいは、医療として認可されています。

 ただし、ドラッグである以上、いいことばかりではありません。

イギリスの国民保健サービスは、大麻使用時における車の運転の危険性、精神的な問題、そして妊娠中の胎児に対するリスクなどを警告しています。
さらに常用することで精神障害の問題なども懸念されています。

このような理由からイギリス内務省は、今のところ医療大麻を認可するつもりはないそうです。

 医療大麻の効果については、どのような症状に使用するか?によって、全く違う結果が得られているとのことです。

例えば、慢性的な痛み、化学療法によって引き起こされる吐き気などには効果が認められているものの、うつ病、頭痛、てんかんなどには、全く効果がなかったと言わざるをえない結果になっているものもあります。

またドラッグである以上、不眠や常用性、中毒性をどうするかということも根強い課題となっています。

written by Akiko


【データ】

  • イギリスにおける医療大麻 Source: APPG/UPA survey
  • 医療大麻使用者の平均年齢 37歳
  • まずは処方箋薬を試した割合 67%
  • 医師に大麻の使用を伝えなかった割合 37%
  • ストリートの売人から大麻を買ったことがある割合 72%
  • 自身で大麻を栽培した割合 20%

出典