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漢方薬を知ろう!(5回目)漢方薬の長所と短所1/1

漢方薬と言えば、自然の生薬を使用した安心安全が一番の長所。一方、即効性がない事を短所とするものだというイメージをお持ちの方が多いようです。 しかし、西洋薬の中にも、即効性に欠けるものは多々あります。実際、飲んだ鎮痛剤や風邪薬が一向に効かなかったという経験をお持ちの方は少なくないでしょう。

そう、例え西洋薬であっても、体質に合わなかったり、品質の悪いものを服用すれば、効果効能が出ない場合もあるのです。

しかも西洋薬の場合は、頭は痛いまま胃まで痛くなるというように、効き目が出ず、強い副作用だけが現れることもありますから、十分気を付ける必要があります。


的中率は3割!


漢方薬なら、即効性はなくても、副作用もないから安心安全だとおっしゃる方が大勢いらっしゃいます。

けれど、漢方薬も薬ですから、時に命の危機にさらされるような重篤な副作用を発症するケースもあります。

そうかと思えば、速効で効き目を発揮することもあったりして、結局は体質に合うか合わないかと、品質の善し悪しが大きく左右するのです。

特に元々体質と病態に合わせた調合をする漢方薬では、体に合う合わないは、西洋薬以上に重要になります。

  • そのため、本当に自分にフィットする漢方薬にいきなり出会える人は全体の3割程度! 

それも、しっかりと患者の体質と病態を見極め、冷静に処方するベテランの漢方医や漢方薬剤師に相談しての確率だというのですから、いかに難しいのかが分かります。

ただし、流石に餅は餅屋です。

2度・3度と相談することにより、徐々にそのフィット率は上がり、4回目から5回目で8割方最適な漢方薬が定められるものなのだとか・・・。

そんな状態ですから、
自力で本当に自分に合う一品を見付けるのは至難の業だと言っても過言ではないでしょう。

これは立派な漢方薬の短所で、もはや運任せの世界だと言えそうです。


自然の恵み故の弱点


加えてもう一つ、自然由来の生薬を用いた漢方薬ならではの弱点があります。

それは、いつ、どこからでも、全く同じ品質を持つ原材料が調達できる保証はないということです。

特に植物の場合、気象条件に大きく左右されますし、その植物の不作が動物の捕獲量や健康状態にも影響を与える事は言うまでもありません。

そう、漢方薬というのは、農作物や魚介類と同じように、恵みの年もあれば、そうでない年もあるのです。

そうなると、年によっては、最適な土壌や気象条件の元で育った生薬が十分確保できない場合もあり、良質な漢方薬が高値になったりします。

さらに、慢性的に希少価値の高い生薬を用いたものになれば、
高い効果効能が期待できる反面、価格も高いという現実は否めないでしょう。

これもまた、大きな短所です。


即効性のある漢方薬もある!


しかし、身体にピッタリフィットするものさえ服用できれば、
ほぼ確実に、それも思いのほか速く効果効能を発揮するのが漢方薬なのです。

しかも、鎮痛薬や胃薬、あるいは風邪薬など、西洋薬と同じようにピンポイントに作用してくれればいいというものなら、さらに話は速いでしょう。

原因もある程度分かっている訳ですから、即効性は大いに期待できます。

ただし、その場合でも、運悪く劣悪な生薬で調合された漢方を服用してしまうと、
やっぱり効き目は出ません。再度、副作用が出る可能性もあるので要注意です。

こうしたことを考えると、漢方薬は必ずしも安心安全とは言えず、やはり薬であるという事を認識した上で用いるのは必須だと言えそうですが、必ずしも即効性に欠けるわけでもありません。

それもまた、薬だからこその長所だと言えるでしょう。

written by M.YAMAMOTO

という事で、そうした漢方薬の副作用はあるのか、ないのか? 
さらに、飲むだけで痩せられる漢方薬はあるのか、ないのか? 

この辺り、まだまだ気になることは沢山あります。
そこで、今後もあれこれ調査して行きたいと思いますので、お楽しみに・・・!!

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