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大麻入りガムは、過敏性腸症候群(IBS)の治療に有効1/1

カナビスが入っているチューイングガムが、過敏性腸症候群(IBS)の治療に有効な可能性がある発表が、オランダのWageningen Universityの研究チームよりされています。過敏性腸症候群の対する効果検証が開始されています。

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マリファナのCBDには、過敏性腸症候群の根本的原因と思われている結腸痙攣を和らげる効果が期待できる

Wageningen Universityの研究チーム

2月現在、欧米で大麻入りガムの効果試験がおこなわれています。

この研究はCBDと過敏性腸症候群の関係を調査する初めての試みです。

予備的調査で胃の痙攣や痛みの軽減、肥満コントロール、便を良くするという知見が得られているそうなので、これは少し期待できるかも知れません。

うまくいけば、大麻入りガムはIBSの医療費や治療の生産性の面でも社会へ良い影響を与える存在になります。

過敏性腸症候群(IBS)の症状

腹部の不快感、痛み、たまの痙攣がある。不規則な排便がある。下痢と便秘を繰り返す

大麻の効能はIBSだけではありません。潰瘍性大腸炎やクローン病への応用もあるでしょう。

少し前の国際的なマリファナレビューでは医学的な根拠がまだ乏しいと判断された大麻

前回掲載した国際的なマリファナレビューでは、医療上で得られるメリットのほとんどが証拠不十分だと結論づけられていました。

先の過敏性腸症候群に対する効果もそうですが、その他にもてんかん、パーキンソン病の症状についての効果も、証拠不十分と結論されています。

これは患者や医療者が健全な意思決定をするためにはまだマリファナの効果検証が足りていないというだけの話で、効果が見られないということではありませんのでご注意ください。

ただ、マリファナという存在なだけに、法的なものを含めたいくつかの要因が研究を限定的なものにしてしまっているため、なかなか思うように検証することができないのは事実です。