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恋愛やビジネスで役立つ心理学まとめ。割れ窓理論など1/1

割れ窓理論、リンゲルマン効果など、恋愛やビジネスで役立つ心理学まとめてご紹介します。ただし、悪用は厳禁です。

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心理学】
人や動物の心の働き、あるいは行動を研究する学問。

世の中にはたくさんの、人の行動や言動などから紐解かれた心理学が溢れています。その中で、恋愛やビジネスで役に立ちそうなものをいくつかピックアップしてみました。

あまりよろしくない場面で使われることの多い心理学の中には、使い方次第でいい効果をもたらしてくれるものもあります。そうした「心理学の明暗」を簡単に感じていただけると嬉しいです。

継続は力なり、「単純接触効果」(ザイアンスの法則)

ザイアンスの法則は、接触する回数の高いものや人に好感を抱く人間の特徴です。繰り返し接することで、対象の好感度や印象が良くなります。

例えば、よく会う人や、何度も聴いた曲を好きになるなどです。この効果は味や匂い、衣服にも起こります。

(例
・商品名や特定の言葉を連呼するような形でCMを作る(DHCなど
・歌であれば、曲のタイトルを連呼する歌詞にする。

多数意見に流されてしまう「バンドワゴン効果」

複数人でいた場合、多数の意見に流されてしまう心理効果です。自分が答える前に、自分と異なる意見が続けて出ていた場合、人はそれに同調しやすくなります。
「流されやすい」などと揶揄されることもありますが、ライブ会場などでは、この効果により一体感が出るという良い側面もあります。

(例
被験者を一人。他の人たちを全員サクラにして、誰にでもわかるような簡単な問題を出す。
被験者が答える前に、他の人たちが間違った解答を続けると、被験者は迷いつつも間違った解答をしてしまう。

その人の真似をする「ミラーリング」

好きな人や、憧れの人と同じ動きや言動をして、真似ることです。また、自分の考えや仕草を真似されると好感が湧く場合も、ミラーリングに入ります。

これは、恋愛や人間関係の形成時に役立つ心理学のひとつです。

誰にでも、を自分だけにしてしまう「バーナム効果」

バーナム効果は、誰にでも当てはまりそうなことを、対象者に言うことで、「自分にだけ当てはまっている」と思わせる方法です。これは占い師の方が良く使うことで有名です。

雰囲気や説得力のある人や、心理テストを受けた後などには、効果がとくに強く現れます。この効果をうまく使えば、悩んでいる人をいい方向に向けることも可能です。

最初に少し負けておく「ロー・ボール・テクニック」

最初に、受け入れやすい小さな欲求を差し出すことで、のちに大きな欲求を通す方法です。これは説得技法のひとつです。

悪徳商法ではまず、相手にとって魅力的な条件を差し出して、了承してもらった後、次々とオプションを入れ込んでいきます。
気づけば、結果的に金額が大きくなってしまっているわけです。恋愛でこの心理学を使えば、意中の人との約束事を決めやすいという効果があります。

ロー・ボール・テクニックの逆「ドアインザフェイス」

提案すれば断られるであろう頼みごとを先に言うことで、次にする頼みごとが通りやすくなるという心理学。最初はわざと断られる頼みごとをすることがポイントです。

大きなこと」→「小さなこと」の順番で頼みごとをすると、二番目の頼みごとが受け入れられやすくなります。

禁止されるとやりたくなる「カリギュラ効果」

してはいけない」「入ってはいけない」など、禁止されるほど、それをやりたくなってしまう心理メカニズムのことです。

テレビやラジオ番組などで、モザイク効果やピー音が入ると、それが「どのようなものだったのか?」「何を言っていたのか?」と、気になってしまうこともカリギュラ効果に含まれます。

他の人がやってくれるだろう「リンゲルマン効果」

人は集団であるほど、「他の人がやるだろうから、自分はやらなくてもいいだろう」と手抜きをする傾向があります。それがリンゲルマン効果です。

これは「社会的怠惰」とも呼ばれることがあります。


そのため、何かプロジェクトを遂行する際には、少数のチームを作ってしまった方が、いい成績を残すことができ、個々もやりがいを感じられる傾向にあります。

荒れていたニューヨークを回復させた効果「割れ窓理論」

建物の窓ガラスが割れたまま、放置されている状態では、犯罪やいたずら件数が増えてしまうという心理効果です。
例として、一台の放置自転車がきっかけとなり、次々と放置自転車が増えるケースが挙げられます。

米・NYでは過去、ジョリアーニ市長がこの理論を応用し、壁の落書きなどを徹底的に取り締まった結果、「犯罪件数が大幅に減少した」という成果を得ることができています。

ちなみに、割れ窓理論ではないですが、似たような理論として、「聞こえない」と思って、ボソッといった悪口はその人に聞こえているというものがあります。

「聞こえていないだろう」と、少し離れた人の話題をする機会の多い人は注意してください。