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新たなジャンルの障害者「LGBT」を知ろう(第2回)1/1

「LGBT」を知ろう企画の第2回目です。

第一回目

私たち人間は、ついつい肉体的性別に拘る傾向が強く、実際、それが男か女かを決める原点である事は否めません。

速い話、生まれた時に、

「ペニスがあれば男の子」

「ペニスがなければ女の子」

と確定するのです。

そして、

「男の子に生まれれば、女の子を好きになる」

「女の子に生まれれば、男の子を好きになる」

こうした見方が、基本スタイルであると見て間違いないでしょう。

これは、ヘテロセクシュアリティー

国内外を問わず、gayやlesbian、そして、homosexualという言葉は広く普及しています。
しかし、この『heterosexuality(ヘテロセクシュアリティー)』という言葉など、見た事も、聞いた事もないという方が 圧倒的多数なのではないでしょうか?

実は、自分もその該当者なのにも拘わらずです。

heterosexualityとは、ズバリ『異性愛者』の事で、大半の人が該当します。
つまり、先のように、男性が女性を、女性が男性を好きになる形態です。

ただ、余りにも平凡過ぎて、誰も注目しないがために、heterosexualityという呼称自体、普及していないのでしょう。

人には3つの性がある

私たち人間は、生まれながらにして、2本の手足を持っているのと同じように、

「肉体の性」・「求愛の性」・「心意の性」

という、3つの性を持っています。

肉体の精は、ペニスの有無や子宮の有無、あるいは、精巣や乳腺の発達など、体の構造を決めます。
求愛の性は、好きになる対象を定めるもので、特に、男性の肉体を求めるか、女性の肉体を求めるかを決めます。
心意の性は、自分が男として生きたいのか、女として生きたいのかという自らの性的方針を決めます。

3つの性の組み合わせは様々

多くの生物は、心意の性を持っていません。

肉体の精に合わせ、求愛の性を定めるもので、正しく本能のままに性交渉し、子孫繁栄に繋げます。
しかし、私たち人間は異なります。

心意の性が備わっているため、肉体の精に捕らわれず、求愛の性を作動させる事が可能になるのです。
そこで、以下のような組み合わせが生まれます。

○Aパターン
肉体の性が男性で、心意の性も男性、求愛の性が女性
肉体の精が女性で、心意の性も女性、求愛の性が男性

○Bパターン
肉体の精が男性で、心意の性は女性、求愛の性も女性
肉体の精が女性で、心意の性は男性、求愛の性も男性

○Cパターン
肉体の性が男性で、心意の性は女性、求愛の性は男性
肉体の精が女性で、心意の性は男性、求愛の性は女性

○Dパターン
肉体の精が男性で、心意の性も男性、求愛の性も男性
肉体の性が女性で、心意の性も女性、求愛の性も女性

heterosexualityは偶然の産物

  • こうして見てみると、多くの人は、心身ともに同じ性を持ち、異性を求愛対象とするAパターンという事になるでしょう。

しかし、それはたまたま、体の精と心の性、そして、好きになる性の3つがうまく噛み合い、バランス良く働いているからだけの話。

元々この3つの性がある以上、それぞれが様々な組み合わせで作用しても、決して不思議ではありません。

事実、Bパターンのように、女装趣味の男性や男装趣味の女性であっても、求愛対象が異性であれば、ヘテロセクシュアリティーと見なし、多くの人は特別視しないものと思われます。

ところが、CパターンとDパターンになると、たちまち人の見方は変わります。

彼ら彼女らは、たまたま3つの性の組み合わせがこのようになっているだけで、全く持っておかしな構造の人たちではありません。

彼ら彼女らこそが、LGBTなのです。

という事で、まず最も肝心な事は、私たち人間には3つの性があり、その組み合わせで生き方が大きく左右されているという事です。

それを踏まえ、次回以降、L・G・B・Tと一つずつ具体的に理解して行きましょう。

written by M.YAMAMOTO