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発達障害に苦しんだ。克服するには。1/1

アスペルガー症候群に悩んでこられた方は実際、どのように普通の生活を送れるようになったのか。克服できた方のお話しから、乗り越える方法を考えていきたいと思います。

~自分の考え方をすべて捨てるという方法

とある発達障害に苦しんだ方の行き着いた答えは、“自分の考え方を捨てる”ことでした。

これまではよく、なぜ自分だけなんだろう。と思うことが多かったそうですが、色々調べるうちに、程度の差があるだけで、多くの人が多かれ少なかれ発達障害を持っていることに気づきました。

そこでマニュアルを作成し、マニュアルに沿って行動を起こすことにしたのです。

マニュアルが必要となる状況下の例。

1 人生でうまくいかなくなったとき
2 間違いに気づいたとき
3 再度実践して、どういう効果が出るか実感したいとき

作成されるマニュアルの内容はその人毎に違ってきますが、ベースとなる部分は同じだと思います。

~優先順位と整理

発達障害の人は物事を順序立てて考えることを苦手とします。
普通の人がとくに意識せずにおこなっているようなことが苦手ですので、マニュアルではこれを視覚化していきます。

・その日、週、月ごとにひとめで判るよう、予定の整理する
・優先順位の高い順に進行できるような形にする
・仕事などの必要性の見直し、簡略化する

これは「視覚的構造化」と呼ばれるもので、発達障害の人の治療に極めて有効であると言われています。
これらを繰り返すだけで、物事を順序だてて考える習慣がつき、うっかりミスなどが少なくなります。

~社交でのシチュエーション、対処法

話に集中できなかったり、注意が散漫したり、不安になったりと、普通の人でも気になるところはありますが、発達障害の人はこれらがとくにハンデとなっています。

車校での対処

・出来るだけ愛想よく振る舞う。
・笑顔で接して、上手に相槌をうつよう心掛ける。
・自己主張せず、あえて聞き役に徹する。
・万が一パニックになりそうだったら、会場の隅にいき、気持ちを落ちつかせる。

前回もお話ししたように、“自分は発達障害者”であることを自覚することが必要です。

自分の欠点を知ると、例えば社交場ではなるべく聞き役にまわることをするとか、片づけが苦手な場合だと、優先する項目は何か?といったことなど、その時々のシチュエーションに沿って、
意識するようになったりしますし、パニックになりそうなときなどは、「マニュアル」に自分が戻れるという安心感があります。

発達障害の人は、非常に不安感が強いので、心配性です。

普通の人なら言わないようなことを平気で言っているように見えますが、本当は自分の言動を思い返して、あれこれ後悔してしまうのです。
冷静に客観的に考えられるように導いていくことで、徐々に改善していけるのではないでしょうか。

written by Rikako