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うつや不安の改善に、科学的研究で効果が証明された「ハーブ6選」をご紹介1/1

「世界でもっとも処方されている薬は?」と尋ねれば上がってくるのが抗うつ剤です。抗うつ剤の副作用は薬を中止した時に生じる性的な障害機能や自殺念慮などの症状ですが、薬草はこうした副作用を緩和することができます。

この記事では、最近の研究でうつ病や不安障害を軽減できることが証明されたハーブをいくつかご紹介していきます。

うつな気分や、不安な時に心を落ち着かせる効果が立証されているハーブ

① セントジョンズワート(セイヨウオトギリソウ)

ラベンダーなどのハーブ療法の効果を検証した結果、うつ病を治療するのに有効な結果を示したのはセントジョンズワートだけだったことが判明しています。

Herbal remedies for depression and anxiety | BJPsych Advances

また、研究はセントジョーンズワートには副作用がないことも示しています。

セントジョーンズワートはサプリメントでも摂ることができますし、直接家庭の庭で育てることもできます。乾燥させたハーブの2〜4gをお茶にしたりして摂ってもいいと思います。

② アシュワガンダ

アシュワガンダは、ストレスで発生する炎症に抵抗し、かつ、健全な身体機能を促進してくれるハーブです。

カラダの中で発生しているうつ病、不安およびストレス応答を縮小させることができる安全で無毒な薬草であることがわかっています。

アシュワガンダ – 用法、用量、副作用に関する科学レビュー| Examine.com

興味深いことに、このハーブは血液中のヘモグロビンと鉄を増加させる効果もあります。

③ カムカム

カムカムの果実はビタミンCが高く、多くの場合、粉末やジュース、サプリメントで販売されています。

非常に酸っぱいので、生の状態では食べられていません。
研究はまだ限られていますが、カムカムの効果も証明されています。

Antioxidant and Associated Capacities of Camu Camu (Myrciaria dubia): A Systematic Review

④ マカ

マカは栄養と薬効に伝統的に用いられてきました。

粉末やサプリメントでよく見かけることがあります。マウス実験では脳内の酸化ストレスを軽減できることが分かっています。

もちろん、人においても気分向上やエネルギー充填効果が確認されています。

Lepidium meyenii (Maca): a plant from the highlands of Peru–from tradition to science. – PubMed – NCBI

その他、6週間にわたり、閉経後のうつ病症状をもっていた女性グループに、マカ(3.3グラム/1日)を消費してもらった結果、うつ病症状が改善をみせたという結果も発表されています。

Maca reduces blood pressure and depression, in a pilot study in postmenopausal women. – PubMed – NCBI

⑤ ロディオラ(イワベンケイ)

イワベンケイはストレスや疲労の軽減だけでなく、精神的・物理的性能を向上させることが分かっています。

Clinical trial of Rhodiola rosea L. extract SHR-5 in the treatment of mild to moderate depression. – PubMed – NCBI

340〜680ミリグラム/1日を、6週間にわたって与えられた人による検証では、軽度〜中程度の抗うつ効果を発揮しています。副作用は研究で報告されていません。

⑥ カヴァ

カヴァの根は、不眠や疲労、不安を治療するために長く用いられてきました。11種類の科学的研究の結果、不安の治療に効果的だと結論づけられています。

Kava extract for treating anxiety. – PubMed – NCBI

ただ、カヴァの副作用として肝臓の損傷が報告されています。

一部の専門家はこれを否定していますが、イギリスやドイツなどの国ではカヴァは禁止になっている様子。

上記のリンク先の研究では、1〜24週間の短期治療だった為、比較的安全であることが示唆されています。

A re-evaluation of kava (Piper methysticum)

written by 執事