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すでに200人も訴訟が起きている「リベンジポルノ法」が改正されたイギリス1/1

日本だけではなく世界中で問題となっているリベンジポルノ。男女の愛憎劇がそのまま社会に向けて発信されてしまうことで、取り返しのつかない結果となってしまうケースが多発しています。

各国で法律を改正するなど、リベンジポルノに対するより厳格な対処が迫られています。

イギリス(とウェールズ)でも例外ではなく、ソーシャルメディアによる拡散で被害を受けている女性が多数存在します。

検察庁(Crown Prosecution Service)が2007年から公表している報告によると、追訴となったケースのうち18.6%が家庭内性暴力、性被害だったとのことです。

リベンジポルノもその中に含まれています。

元彼や元旦那などによって撮影されたセクシャル画像や動画が、インターネットを通じてアップロードされてしまい、さらされてしまう被害が後をたちません。

彼らの目的は女性を辱め、困らせる以外のなにものでもありません。


 2015年4月に改正された法律によると、リベンジポルノ画像や動画をネットにアップロードした場合、最高で2年間の懲役が課せられることになりました。

以来、206人がすでに告訴されているとのことです。

ただしこれらは氷山の一角で、実際には公になることをおそれて告訴をしていないケースも多いとみられています。

家庭内暴力、レイプ、性暴力などは以前と比べ告訴される件数が増えています。

しかし新しいリベンジポルノという手段によって、被害女性はいまだかつてないほどの深刻な状況に陥ってしまうケースも多いのです。

検察官のアリソン・サンダース氏

サンダース氏はさらにBBCラジオに出演し、このように訴えました。

私たちは日々有名ソーシャルメディアを理解し、問題を解決するように努めています。
そして「いかにして、証拠を見つけるか」ということに注視しています。

また、レイプ被害者を救うためのボランティア団体の女性は、このように話しています。

性被害に遭ってしまった女性の多くは、前に進むことができません。

さらにその時の記憶が幾度となく思い出され、家族や自分の周りの人にそのことを知られてしまったことで、どうしようもない気持ちにさせられるのです。

さらに彼女は続けました。

告訴をする手続きの複雑や期間の長さなども、足かせの一つとなっています。

 現在、リベンジポルノはイギリス以外にも、北アイルランド、スコットランドなどでも、法改正や修正により、リベンジポルノは犯罪とみなされています。

written by Akiko

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