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知的能力などには問題がないのに、読み書きが困難となる障害『ディスレクシア』(※ 音声が流れます)1/1

ディスクレシアとは一般的な知的能力には問題がないにもかかわらず、読むことに困難な学習障害の一つと定義されています。 つまり、書く、話す、単語をつづるなどに関しては何ら問題がないケースが多いのです。 またディスクレクシアは一過性の症状ではなく、長きにわたって向き合わなければなりません。

 ディレクシア(読書・学習障害)の発症原因については近年解明されつつあります。

MIT(マサチューセッツ工科大学)の神経科学者グループは、
「ディスレクシア」と言われる人々は、新しいことを学ぶに対する「脳の順応性」に問題があるのではないか?と考えています。

実験の結果、「単語の認識に関して 脳を使用している領域が異なってしまうため、理解力に違いがでてしまう」と結論づけられたようですが、
その一方で、多くのディスクレクシアの人はとても創造力に長けてると思われる面もあります。

思考の違いが、創造力に関係しているのかは定かではありません。

例えば、映画監督スティーブン・スピルバーグ、女優ウーピィ・ゴールドバーグ、アメフト選手で名クォーターバックのティム・ティーボー、作家など数多くの有名人がディスレクシアなのだそうです。

こうした障害と才能は実に、紙一重の位置関係にあります。

最近では10歳の女子学生が各国の人を歌声で虜にしました。
実際に聞いてみると確かに、若干10歳の歌唱力だとは思えません。彼女のパフォーマンスは各国の人々を今も驚かせています。

彼女は自閉症とADHDをもっています。
読み書きの能力と数学の学習に遅れが見られているとのことですが、歌にとても自信をもっています。

子どもがディスクレシアである可能性がある場合、注意しなければいけないことがあります。

読むことが、ストレスや低い自己評価になってしまわないようにしなければなりません。

国内ではまだまだ障害を活かすことのできる形が作られていませんが、アメリカでは小学校3年生までにディスレクシアと診断された場合、専用のツールなどを使うことで比較的簡単に、他の生徒と同じような学習ができるとのことです。

我々も学ぶべき部分はまだまだあるように思えます。

もちろん小学生の頃でなくても遅すぎることはありません。
まずは専門医やスペシャリストの診断を受け、しっかりと対応するこが重要です。

written by Akiko

参考

Understanding Dyslexia