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新社会人に送る、離脱防止と成功するための5つのポイント(第4回)真の劣等生とは?1/1

優等生が成功するのは、やはり知識が豊富だからに他なりません。その一方で、優等生が失敗するのは、知恵が乏しい事が考えられます。ならば、劣等生の場合はどうなのでしょうか?

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「劣等生とは何者か?」と聞かれれば、多くの人は、「勉強の出来ない人」と答えます。
しかし、これも優等生=勉強の出来る人の回答と同じく、正しいとは言えません。

以前にご説明した通り、私たち人間は、生まれながらにして十分な学習が出来るだけの能力を備わっています。
すなわち、優等生が勉強できる人であるのと同様、劣等生は勉強ができない人なのです。

具体的に言えば、じっと人の話を聞くのが苦手だとか、活字を追うのが苦手な人。思い当たる方も少なくないでしょう。

しかし、ならば劣等生がすべて、本当に全く学習していないのか?と言えば、そうではありません。
それなりに読み書きもでき、何より巧みに日本語を話している人が圧倒的多数です。

さらに、劣等生ほどスポーツが得意だったり、ゲームが強かったりするもので、好きなことを極めていると言えます。

多くの劣等生は、多くの優等生と、学習ツールや時間の使い方が異なるだけなので、この学習ツールや時間の使い方の違いが大きなポイントになります。

  • 劣等生はこうして成功する

私たち人間、所詮は狭い世界で生き延びています。

となると、その世界で成功できればいい訳で、複数の世界で生き延びるための多量の知恵や知識を身に付ける必要などないのです。

むしろ、以前ご紹介したように、知恵や知識はガソリンですから、使わないのに補充しても無駄になるだけです。さらに、溢れた知識は危険物にもなりかねません。

実際、不必要な知恵や知識が多ければ多いほど、多種多様の世界への関心が高まり、迷いが出たり、誤った道を選択してしまう確率は上がります。当然、失敗するリスクも高まるでしょう。

ですから、自分はスポーツが得意だから、スポーツの道で生きるとか、ゲームが好きだから、その道を究めるというのは、決して間違った選択肢ではありません。その決意こそが、成功への第一歩なのです。

こうして成功しているのが真の劣等生で、ある意味、ノーベル賞を受賞するような学者の多くは、どちらかと言えば、このパターンである可能性は高いものと見られます。

よく、あの先生は○○馬鹿だな、などと言われるのはそのためです。
自分の好きなこと以外のには関心を持たず、ひたすら学習し続けた結果が、素晴らしい成功に繋がっているという訳です。

  • 真の優等生、真の劣等生になれない人たち

真の劣等生であれば、完全に社会から離脱することは少なく、成功する可能性も高いと言えるでしょう。真の優等生も同様です。

ただし、この両者の成功は、自分の持つ知恵と知識をフルに発揮できる世界にいて、それなりの学習をし続けた結果です。

ところが、世の中には一般社会で勉強する訳でもなく、何かを極める訳でもなく、中途半端に生きている人が大勢います。何故なら、それが一番楽ちんだからです。
でも、冷静になって考えてみて下さい。これって、最も要領の悪い生き方だと思いませんか?

そうなんです、この要領の悪さが出世を妨げ、離脱や挫折を招くことになりかねないのです。

ところが、こうした真の優等生の枠からも、真の劣等生の枠からも外れた人たちが今の日本には溢れ返っているものと思われます。最も多いと見ていいでしょう。
そして、この範囲にいる人たちが、最も離脱や挫折を経験するであろう確率の高い人たちです。

何しろ、要領が悪いのですから、成功しないのは当たり前で、いつ、組織から離脱し、社会で挫折しても不思議ではありません。
そこで次回は、この枠にいる人たちの特徴を詳しく見てみましょう。きっと、成功しない訳が見えて来るはずです。

written by M.YAMAMOTO