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カフェインの弊害・・・健康診断前には飲んじゃだめ?! 1/1

健康診断で血圧をはかる機会があるなら、数日前からコーヒーは飲まない方がいいかも。American Journal of Hypertensonという雑誌で発表された調査によると、カフェインをたまに摂ると、血圧を低くする薬が効きにくくなることがわかりました。

コーヒーは世界中で飲まれているもので、アメリカでは約50%の人がコーヒーを飲むと言われています。

研究によると、カフェインの含まれるコーヒーは血圧を上昇させ、デカフェ(カフェイン抜き)のコーヒーは血圧に影響しないそうです。

  • カフェインは血圧にだけでなく、心臓血管にも影響を与えるのだとか。

しかし、毎日コーヒーやカフェインを摂取している人は耐性がつくため、上記の危険はないのだとか。ポイントは、コーヒーを飲む間隔にあるようです。

コーヒーは、どう血圧に影響するのか

Western Universityとロンドン、オンタリオ、カナダにあるLawson Health Research Instituteの研究では、コーヒーを飲む頻度と血圧の関係、とくに、コーヒーの消費がCCB(カルシウム拮抗剤:高血圧治療薬)にどう影響するのか調べています。

研究の概要

  • 平均52歳、13人の被験者を調査しました。
  • 3回に分けたテストを行い、テストの間の期間はコーヒー/カフェインだけでなく、アルコールやグレープフルーツ、タバコもやめてもらいました。

テストの内容

以下3つのことをしてもらった後に、血圧を測定しました。

  • ① 2杯のブラックコーヒー(300ml×2)を摂取
  • ② フェロジピン(CCBの一種)の最大服用量を摂取
  • ③ コーヒーとフェロジピンの摂取

結果、2日間コーヒーを取らないだけで体内からカフェインはなくなり、次、コーヒーを飲むときに血圧が上昇してしまいました。

1杯コーヒーを飲んだ後1時間で、①の被験者の血圧が最も上昇し、高い状態は2~3時間続きました。

②のグループよりも、カフェインを摂取した③のグループの方が血圧は高いこともわかりました。

カフェインが血中で薬の効果をブロックしてしまうことが原因だそうです。
 
ベイリー医師は、診察前にコーヒーを摂取した高血圧の患者の診断や治療に影響があるのではないか?と懸念しています。

カフェインによる急性の高血圧は、誤診につながる可能性もあるのです。

  • 現在、15~20%の人はコーヒーを毎日ではなく、たまに飲んでいるそうです。

コーヒーを飲むのが週2回以下の人は、血圧が急激に上昇をする危険があります。

現時点では証拠が少ない為、国際的に高血圧患者とカフェイン摂取の関係は認知されていませんが、血圧が高めの方、注意した方がいいかもしれません。

written by はなもと瑠唯。

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