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健康リテラシーの低さが招く、「低栄養」とは?1/1

〜“敬老の日”特報〜 高齢者は認知症の進行・死亡リスクに直結。 高齢者の6割が、70歳を過ぎてから「食事の量や内容に変化」と回答。85歳以上では4〜5人に1人が低栄養傾向「低栄養」は、膵臓がんと同程度の死亡率!? 60代以下も要注意!肥満気味でも「かくれ低栄養」の可能性が「低栄養対策メニュー」や「栄養調整食品」がカギ!

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【1:概要紹介】 「低栄養」とは?

急速に高齢化が進む現在の日本。元気でアクティブなシニアに注目が集まる一方で、寝たきりなどの要介護状態に陥る高齢者も多く、2極化しています。最近では、自宅でも、施設や病院でも介護が受けられない「介護難民」の増加が社会問題になっています。

また、介護が長期化した場合には、家計にも負担が重くのしかかります。そして、こうした介護リスクを高める1つの要因として問題になっているのが、高齢者の「低栄養」です。

「低栄養」とは、
エネルギーやたんぱく質など、健康な体を維持し活動するのに必要な栄養素が足りない状態を指します。注意が必要なのは、自分ではしっかり栄養を摂っているつもりでも「低栄養」になる場合があるという点。この「健康リテラシー」の低さこそが、「低栄養」を招く原因につながると言えます。

さらに、60代以下の若い人や中年男女も注意が必要。

シニアではなくても、さらには肥満ぎみであったとしても「かくれ低栄養」状態に陥ることがあります。

そこで今回トレンド総研では、この「低栄養」をテーマに、高齢者およびその家族を対象にした意識・実態調査や、医師・管理栄養士などの専門家へのインタビューをおこないました。

【2:診断テスト】 あなたは大丈夫? 「低栄養」予備軍チェックリスト

「低栄養」は自覚がなくとも起こりえる症状です。
下記のチェックリストに複数当てはまる人は「低栄養」予備軍の可能性があると言えます。(※チェックリストは管理栄養士の指導をもとに作成しています)

<あなたは大丈夫? 「低栄養」予備軍チェックリスト>
□やせてきている 
□皮膚の炎症をおこしやすい 
□傷や褥瘡が治りにくい 
□抜け毛や毛髪の脱色が多い 
□かぜなどの感染症にかかりやすい 
□握力が弱い 
□下肢や腹部がむくむ 
□食欲がない 
□よろけやすい 
□口の中や舌・唇がかわいている、唾液がべたべたする 
□だるい、元気がない、ボーッとしている 
□皮膚が乾燥し、弾力がなくなっている 
□食べるスピードが遅くなり、食べる量が減る 
□知らない間によだれが出る 
□せきの力が弱い 
□口の中に食べものを長くためている 
□よくむせる 
□うがいがうまくできない 
□口からよくこぼす 
□痰がからみやすい 
□声がかすれる 
□一人で外出しなくなった 
□自分で料理をしない

【3:調査結果】高齢者および家族の「低栄養」に関する意識・実態調査

高齢者が「低栄養」に陥ってしまう可能性は、どの程度あるのでしょうか。

今回トレンド総研では、高齢者およびその家族を対象に、「低栄養」に関する意識・実態調査をおこないました。

[調査概要]
・調査対象:70歳以上の男女 300名、40〜60代女性 300名(70歳以上の高齢者と同居し、食事を提供している方)
・調査期間:2016年8月19日〜8月24日
・調査方法:インターネット調査


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