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フィリップ モリス ジャパン、紙巻たばこの喫煙よりリスクの低い選択肢を提供する1/1

フィリップ モリス ジャパン及び、フィリップ モリス インターナショナル(スイス ローザンヌ/PMI)は、10月8日(土)にタワーホール船堀で行われた「第51回 日本アルコール・アディクション医学会学術総会」に参加しました。

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内容

  • ランチョンセミナーでは、日本でも全国販売している加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」のリスク低減可能性に関して、PMIより講演し、毒性試験や臨床試験を含め、喫煙関連疾患発症リスクの低減を実証する科学的研究とこれまでの結果について紹介しました。
  • シンポジウムでは、「たばこハーム・リダクション(※紙巻たばこの喫煙よりリスクの低い選択肢を提供することで、社会の総和としての害の低減を目指す考え方)」の提唱者(※)を交え、喫煙関連疾病リスクの低い選択肢を提供することによって考えられる社会への影響について、意見交換を行いました。

たばこハーム・リダクションの提唱者(※)

  • ジョンズ・ホプキンス大学 ジャック・E・ヘニングフィールド教授
  • 大谷吉生教授(金沢大学工学部)
  • クリス・プロクター氏(ブリティッシュ アメリカン タバコ)
  • 廣中直行氏(LSIメディエンス(薬理研究部))
  • フランク・リューディケ(フィリップ モリス インターナショナル)

これからも喫煙を続ける成人が世界で10億人と推定されるなか、「たばこハーム・リダクション」は、欧米の公衆衛生・規制当局などが、喫煙開始の予防や禁煙促進を補完する政策として提唱しています。

意見交換会では、「電子たばこや加熱式たばこは、成人喫煙者の健康リスクを低減させ、公衆衛生にも貢献しうる」、「健康のためには禁煙することが一番だが、喫煙を続ける人が、リスクの低いたばこ製品を代替品とすることは、ハーム・リダクションにおいて有用である」という見解が、登壇者の総意として示されました。

なお、講演後のインタビューにて、ジャック・E・ヘニングフィールド教授、フランク・リューディケは、それぞれ以下のコメントをしております。

■ジャック・E・ヘニングフィールド教授のコメント

日本では、たばこのリスクを、ゼロか100か、で語られることが多い。

しかし、自動車事故防止のためにシートベルトや交通規則が存在し、性感染症予防のためにコンドームの使用が推奨されているなど、リスクを低減させるための施策は、公衆衛生の観点でさまざまに活用され、受け入れられている。

喫煙においても、リスクを低減させる科学的に実証された選択肢を採ることで、ハーム・リダクションの考えが広く認知されることを望んでいる。

■フランク・リューディケのコメント

RRP(リスクを低減する可能性のある製品)が普及していくためには、技術を高めるだけではなく、今回のシンポジウムのような場で情報発信し、世の中に認知されていくことが大切だ。

さらには、紙巻たばこのように消費者が入手しやすい環境を整備していくことも必要である。

そのためには、科学的根拠に基づいた適切な規制環境を整えることにより、たばこの害の少ない世界にしていくことが肝要になる。
今後、規制当局や政府が、消費者とどのようなコミュニケーションを図っていくのか、その推移を見守りたい。

また、本シンポジウムを聴講され、2008-2013年で都内の開業医としては最多の禁煙外来患者を診療された、熊丸裕也先生(現在AOI国際病院 副院長)より、医学的な視点からコメントをいただいております。

■熊丸裕也先生のコメント

禁煙外来に通院する患者のうち禁煙を継続できているのは3割程度である*。
どうしても禁煙できない人には、ハーム・リダクションを選択することが望ましい。

個人的には、どうしても禁煙出来ない、あるいは何度も喫煙を再開してしまうニコチン依存症に対しては、リスクを低減する可能性のあるたばこ製品を支持したい。

しかし、現時点では医学会ではあくまで禁煙を推奨すべきとの考えが強いと思われ、たばこハーム・リダクションには慎重な向きもあることから、今後の推移を長いスパンで見ていく必要を感じている。


*厚生労働省は1年後の禁煙成功率が3割程度であると発表しています。
(第2回調査: 中医協 診療報酬改定結果検証部会 調べ  2009年11月)

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