ニュース

86歳の母親の老いと精神の混乱と至福を描くドキュメンタリー映画『抱擁』。本日監督がNHK Eテレの「ハートネットTV」に出演 1/1

株式会社クリーク・アンド・リバー社が制作協力を行った、 日本人の老後の現実と希望を描いたドキュメンタリー映画『抱擁』の監督・坂口香津美氏は11月29日(火)、 NHK Eテレ「ハートネットTV」(午後8:00~午後8:29)に出演いたします。

main

番組では、 映画『抱擁』で、 娘と夫を亡くした母親が郷里の鹿児島県・種子島に戻り、 妹の介護で立ち直る姿を描いた坂口香津美監督が、 「リハビリ・介護を生きる 老いること、 生きること」をテーマに、 アナウンサーの桜井洋子さん、 タレントの荒木由美子さんを交えて、 「老いの真の幸福とは何か」について語ります。


【番組情報】 

番組名:ハートネットTV 

テーマ:「リハビリ・介護を生きる 老いること、 生きること」
放送局:NHK Eテレ
放送日時:2016年11月29日(火)20:00~20:29
再放送:2016年12月6日(火)13:05~13:34

出演者:坂口 香津美さん(映画監督)
荒木 由美子さん(タレント)
桜井 洋子さん(アナウンサー)


【映画『抱擁』について】

第27回東京国際映画祭で上映されるや、 衝撃のあとに押し寄せる深い感動、 ユーモアと涙が観客を包み、 話題を呼んだドキュメンタリー。

sub2

娘と夫を亡くし、 老いの孤独と絶望、 精神の混乱に陥った女性が、 郷里の島の暮らしの中で、 再び生きる希望を取り戻していくまでの姿を、 息子である坂口監督自らが4年間カメラを向けた作品です。

親が突然、 介護が必要になった時、 どうすれば良いのか。

高齢となり夫や妻を亡くし独りになった時、 その後の人生をどういきていくのか、 「老後を幸せに生き抜く一つの答」を本作は提示しています。


【坂口監督のコメント】

2009年、 娘と夫を亡くし、 精神的に混乱する当時78歳の母親の介護をしながら、 追い詰められるようにして手元にあったデジタルカメラを回した日から今年で7年が過ぎた。

東京から郷里の種子島へ帰還し、 土地の力、 人々の力、 様々な力を得て再生していく母の姿は、 セルフドキュメンタリーという極私的な映像の世界を越境して、 2020年の超高齢化社会を迎える日本の姿を暗示し、 予見する。

なにびとも老いの現実、 近しい者の死の哀しみ苦しみから逃れられない以上、 肚をくくって、 自分自身と向き合う他ない。

それは決して絶望ではなく、 新たな発見、 予想もしない希望との出会いでもある。

その幾つかの知恵が映画『抱擁』には込められている。
人間の老いには豊かな果実が用意されている。
だが、 その果実はひとりで味わうことはできない。

介護される方と介護する方がともに幸せを実感するとき、 その果実はこれまで味わったことのない幸福の果実となる。
今、 母は生まれ故郷の鹿児島県種子島で妹とふたりで暮らしながら、 その果実をふたりで味わっています。

そこにまでいたる道のりを、 番組を通して実感していただけたらと思います。

 映画『抱擁』予告篇 Walking with My Mother(2:17)


【映画 『抱擁』 海外での上映】

2014年東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式招待作品
2015年ドイツ・ニッポンコネクション映画祭正式招待
2015年オランダ・カメラジャパン映画祭正式招待
2015年シンガポール、 ビジュアル・アーツ・センターにて坂口香津美監督特集上映。


【坂口香津美監督の最新情報】

映画『海の音』は、 海辺のホスピスで、 小児がんなど限られた命の日々を生きる子どもたちの物語です。

現在、 編集作業を行っていますが、 より高品質の作品を完成させるために、motion gallery(モーションギャラリー)にてクラウドファンディングを実施中です(2016年12月5日まで)。

こちらの記事もおすすめです。