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イギリスで2018年4月をめどに「砂糖税」の導入が検討されている1/1

あと約半年後に、砂糖税が導入されることになるやも知れません。先駆けて砂糖税を導入予定になっているイギリスではどのような形なのでしょうか。

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2050年には、国民の半分が肥満になる

と、予想されているイギリス(※1)。

データによると現在小学生の33%が中学校に進学するまでに肥満、あるいは肥満傾向になるという結果が出ているそうです。

イギリス南部にあるサウサンプトン大学のハンソン教授は指摘しました。

食べ過ぎはもちろん、砂糖がたっぷり入った飲料が子どもたちの肥満を招いています。

しかし消費社会の構造上、この状況から努力だけで脱することはかなり難しいのが事実です。

ハンソン教授


そこで、2018年4月をめどに導入が検討されているのは「砂糖税」


砂糖入りの飲料に対して税金を課す、という法案で、砂糖含有量によって2種類の案が出されています。

課税対象案 2種類 

  • ① 100mlあたり5g以上の砂糖含有量がある
  • ② 100mlあたり8g以上の砂糖含有量がある

※ ただし果汁100%のジュースは課税対象に含まれません。

砂糖が入っているミルクシェイク、ヨーグルトドリンクなども除外されるそうです。

ちなみに一例ですが、330ml缶の炭酸飲料の中には約 35g(小さじ 7杯分)の砂糖が入っていると言われています。

 がん研究のCancer Research UK(イギリス)は

20%の砂糖税をかけることによって、向こう10年の間に370万人もの肥満と診断されるケースを減らせるであろう。

と、推測しています。

  • これに対して真っ向から反発しているのが、イギリスのソフトドリンク製造業者などからつくられる「the British Soft Drinks Association」です。

世界のどこを見ても砂糖税のようなものを課して肥満が解消されたという根拠は見当たらない。

と、反論し、

2020年までにソフトドリンクのカロリーを20%削減するように努めている。

との、コメントを発表しました。

イギリスで法制化される見込みの砂糖税が、国民の肥満の解消につながるかの試金石になるかもしれません。

written by Akiko

参考