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あなたも人間ロウソクに?笑えない、人体自然発火その21/1

前回の記事では人体に起こる自然発火現象の事例や、数々の例に共通する特徴などをお話ししました。今回は、原因として有力な説にはどのようなものがあるのか、取り上げてみたいと思います。

人体以外の発火現場の調査から、プラズマ説

私達の周りに存在する気体や液体、固体。この3つの状態のほかに第4の状態と呼ばれる「プラズマ」があります。

気体となっている分子が陽イオンと電子に分離して存在する状態を指し、自然界では火や雷、オーロラなどがプラズマの起こす現象として知られています。

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プラズマの起こす現象は金属・水の存在する場所に影響が大きいとされています。

ヒトの身体に多量に存在する物質、カルシウムも金属です。また体重の7割は水です。

プラズマが放射した電磁波が何らかの原因で集中して、局所的に高温になってもおかしくないとみることができます。

日本では人体の発火事件は報告されていないようですが、古くは江戸時代から、現代でも「は火の玉」現象は目撃されています。
またプラズマが原因と判明している火災の報告はあり、最初の記録は1989年5月26日に東京都墨田区の合金鋳造所で起きた火災がそれに当たります。

一体どこから感染?!原因はウイルス説

人体発火現象、イギリスで多数の事例が存在しますが、この地に多い・・ウイルスなのでしょうか。

アメリカ、マサチューセッツ工科大学のホイ・チョンピ助教授はイギリス・アメリカの人体発火で亡くなった人の体を数多く調べ、それらに共通するあるウイルスの存在を突き止めました。

一番最初の遺体の調査は警察からの依頼で、その後は人体発火現象が起きたと聞くと自主的に調査のために赴いたそうです。そして調べた結果、驚くべきことに検体に共通のウイルスを発見しました。

下の写真がその電子顕微鏡写真です。

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チョンピ助教授によると、マッチ棒の丸い「頭」に見える部分には燐(りん)が豊富にあるとのこと。
このウイルスを研究室のシャーレの中で培養すると、増殖し続けて臨界点に達したとき、ウイルス同士の摩擦によってこの部分が発火するそうです。

チョンピ助教授曰く、

「このことから人体で発火現象が起きたメカニズムを説明できると思う。人に感染したこのウイルスが増殖して摩擦で発火する臨界点に達したときに、いわゆる人体発火が起きるのだと考えている」

ただし、感染のルートに関しては未解明とのこと。

感染源まで解明され、人体発火で亡くなる人のいなくなる日は果たして来るのでしょうか?

written by 硝子の猫

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