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“ママ”じゃなく、もう一度“妻”を口説こう。産後のセックスレスの解消タイミング Part11/1

本音としては、早く再開したい!でも妻の気持ちは大事にしないといけないし、体のコンディションもあるだろうし…という板挟み、分かってほしい。『妊娠と出産、女性のホルモンバランスの変化』そして、産後のセックスレスについて複数回にわたって掲載していきます。

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女性のカラダは出産が終わると、自然とホルモンバランスが変わります。

妊娠と出産、女性のホルモンバランスの変化

  • 妊娠中は卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)がどんどん増え、分娩前に最大となる。
  • 出産後は、プロラクチンというホルモンが多く分泌されるようになる。

エストロゲンとプロゲステロンの2つは、排卵などの女性機能に最も重要な働きをするので、一般的に女性ホルモンと呼ばれているものです。

この妊娠中に最大限に高まった女性ホルモンは、出産と同時に減っていきます。 こうした急激なホルモン量の変化が、産後うつや夫への愛情が冷めていく「産後クライシス」などの原因になります。

産後クライシスは 産後の三大危機に数えられています。

  • 主産後に増えるホルモンのひとつ「プロラクチン

これは通称、授乳ホルモンと呼ばれるもので、卵巣機能を抑制し、母性本能を促す作用があります。
女性が赤ちゃんの育児というストレスが多く、困難な生活を耐えることができるのは、このプロラクチンのおかげでもあります。

産後の女性の体内は、女性ホルモンが激減し、かつ母性ホルモンがどんどん出ている状態となっているわけです。

このようなことから、「出産後に性欲が湧かなくなった」という女性の変化には、体内のホルモンの切り替わりが関係しているのが分かります。

男性側も、そういった女性の心理的、肉体的な変化を理解してあげることが産後の三大危機産後うつ・乳児虐待・産後クライシス)を避けるためにも大切となってきます。

産後のセックスレスも、産後クライシスと呼ばれるもののひとつ

「産後に性行為を再開した」という夫婦間を対象におこなわれたアンケートでは、欲求よりも“次の子が欲しくなったから”という理由が多く見られるようですが、産後を期にセックスレスになる人たちも少なくありません。

産後では、1カ月健診の際、会陰切開の傷あとや子宮収縮の状態等のチェックをし、問題が無ければ通常の生活に戻ります。

だいたい9割の人が産後1カ月で通常の生活に戻ります。

ちなみに、生理が再開する前でも妊娠の可能性はあります。産後最初の生理が来る前に排卵があり、それに気づかないまま性行為をすれば無月経のまま再度妊娠するケースもあります。

これとは逆に、2人目不妊というケースも珍しいことではありません。

出産年齢が高齢化している現代、30代後半では妊娠率もガクンと下がるのです。

よく見られる夫婦の産後における心境の変化   

  • 女性側

◯ 赤ちゃんがいるのに性行為をするのに罪悪感を感じる。これは、すでに赤ちゃん中心の生活、ママモードになっているからです。
その反面、出産したあとの自身の身体の変化に“女性としての魅力を失っている”と感じてしまっている場合もあります。

お腹がぷよぷよになる。体重も増え、妊娠線が残っているのが気になる。    

  • 男性側

赤ちゃんに出来てからあまり接してくれなくなった。

ちょっと寄り添うだけでも心がかようし、話もしたい。


男性も、赤ちゃんが出来ると少なからず愛する妻への配慮、子供への愛情が芽生えてくるので、だんだんとスキンシップを求めたり、会話して確かめたいという思いが出てくるのかもしれません。

次回Part2では、男性側、女性側がどのように産後の夫婦生活を再開させたのかも 絡めてお届けしたいと思います。