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閉経した女性の卵巣を若返らせることが可能に?1/1

ギリシャの研究者チームの報告によると、彼らの技術を使って閉経した女性の卵巣を「若返らせる」ことが可能になったとのことです。実際に5年ほど前に閉経したとみられる女性に再び月経が始まり、排卵が確認できたということです。

「閉経してしまった女性が、自分自身の遺伝子機能で妊娠することができる可能性が出てきました。希望をもたらすことになるかもしれない」

アテネの女性クリニックの産婦人科医師

その技術とは、多血小板血漿(血液の中にある細胞を育てるための物質を濃縮したもの)を用いたものです。細胞の再生を刺激するとして期待されています。

  • 多血小板血漿は、老いた卵巣を若返らせることに有効であることが判明しました。

 多血小板血漿を閉経した女性に注射したところ、周期的な月経が再開し、なんと卵巣から排卵があったとのことです。

医師が「ニューサイエンティスト」誌に語ったところによると、これは実際に40歳で月経が終わってしまった女性に対しての結果であるとのことでした。

最初の多血小板血漿の注射を受けたその半年後に、月経が再び訪れたとのことです。

結果、その時に採取した卵子は女性の夫の精子と体外受精を行い、無事に受精卵となりました。

3つの受精卵のうち1つを女性の子宮に戻し、残りの2つは冷凍保存されているとのことです。

同様に、多血小板血漿の注射を6人の女性(いずれも複数回の流産経験がある)に対して行ったところ、3人が妊娠継続という結果となりました。

 女性は産まれた時には200万個もの卵子を持っていますが、生理によって毎月1,500個ほど減っていきます。

30歳までには70,000個ほどとなり、35歳には30,000個、37歳をすぎると25,000個になると言われています。

50、60歳になってから出産するのは勘弁してくれ、という人もいるかもしれませんが、高齢化だと言われていますし、近い将来、水面下でロングヒットを飛ばすかも知れません。
多血小板血漿を用いた技術は、高齢になっても子どもを望む人や、若年性閉経などの女性にとっては朗報な治療法になりうるのでしょうか。

written by Akiko

出展

Scientists ‘REVERSE’ menopause: Women who’d not had a period in five years are now menstruating again after their ovaries were rejuvenated